週末にウクライナの徹底抗戦が明確になって、週明けのマーケットはリスク回避で傾いた。中国の金融緩和も予想されたほどの規模ではなかったことで、それが失望を誘ったのもある。イースター中でもあるが、グローベックスでは米国株は取引されている。米国株の一段安を確認して、日本株も安値トライが続いた。
一方で早朝にドル円が高値攻めした。円売りに拍車がかかっている様子には変わりがないようだ。日銀の総裁も「早急な変動はイヤだ」といっているが、あくまでも経済界などからの懸念も出てきているためのリップサービスの域を出ていない。金融緩和策が時代に合わなくなってきているのに、依然として緩和継続を変えないからだ。
こうなっては現場のプレーヤーは高くても買っていくしかない。そういう状況となったため、買いが買いを読んでいるのだろう。私も早朝からドル円を買って参戦してみた。あまり上がりはしなかったのだが、損も出さなかった。やってみる価値はあったものと思っている。これからも同じような局面が出てくるだろう。東京オープンとかニューヨーク序盤などが良い機会なのかもしれない。
ニューヨーク時間ではドルが全面高となった。ドル円も127円台をめざすものの、もうちょっとのところで到達しない。それでも高値引け。それをうけて今朝のマーケットで127円台乗せに成功。そのまま仲値決めまで上昇ムードを維持し続けた。とくに仲値が大きく不足していたということはない。仲値を理由にして買っているだけだ。私も買ってみた。そうした買いが多いのだろう。
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