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西原宏一_メルマガ取材記事
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

景気後退を意識してドル金利は急低下、
米休場で動きづらいも過度なドル高の調整か

2022年07月04日(月)15:10公開 (2022年07月04日(月)15:10更新)
持田有紀子

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 先週は大いにドル金利が下がった。とくに金曜日は短期金利も長期金利も大きく低下し、とくに短期金利はもっともたかかったときよりも100ベーシスも巻き戻したことになる。特に年末までの利上げの織り込み具合は3.25%を下回ってきた感じだ。今年残り4回あるFOMCでの利上げも、50ベーシスずつの利上げはなくなったということである。

 とくにISM指数が出る前に金利低下は著しかったが、数字が発表された後でもドル金利の低下はとどまらなかった。まあ、ちょっと行き過ぎたドル先高感の調整が出たと言うことなのだろう。ドル金利の低下を受けて、安心感から米国株は反発。依然として安い水準ではあるが、今年の安値を下回らなかったこともあり、底打ち感が漂っている。

 ドル相場も底打ち感は出たものの、依然としてドル高水準をキープしている。ドル円の135円台とかユーロドルの1.04台はハッキリといってまだまだドル高である。もうちょっとドルの利食い売りが出てきてもいいところだ。

 今週は月曜日が独立記念日であり、週末には雇用統計を控えている。なかなか動きにくいところではあるが、ドル金利の様子からしてドルを売って攻めたいところ。とくにユーロドルは今年の最安値である1.0350を金曜日のセッションで割り切れなかったことで、目先ダブルボトムの形を形成している。ユーロドルの押し目買いで臨みたいところだ。

 ちなみにユーロ円が弱い。ユーロ円が140円の大台を割り込んできたのも、色が大きい。しかしユーロ円の下げはドル円の下げで吸収されるものと思われる。だからユーロドルのロング政策にはあんまり影響を与えないのではないかと考えている。


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