債務上限が迫る6月を憂慮して、6月満期の財務省証券などの値下がりが激しく、利回りベースで7%台を越えてきた。これをうけて為替相場ではドル買いが進捗。ドル円は139円台のミドルまで上伸してきて、ニューヨーク時間はそのままドルの高値引けで終了した。 米国株が軟調さを強いられているので、その中でのドル高はリスクテークではない。
単純な金融相場の展開となっているのだ。私も欧州時間からドル円をロングで攻めてみた。本来ならばここはひとますショートに振っておいて、139円台乗せでド転ロングするくらいが安全性が高い。しかし市場は楽観視しているとはいっても、政府機能の停止も含んだ波乱要因を潜めている。また急にいつこの話題で森上がらないものでもない。
T-ビルの急落の支援もあったが、火のないところに煙は立たずだ。それでもマーケットもドル円の139円台のせはビックリだったようだ。何回も137円台の後半で止められていたので、先日そこを抜けてきてからは総じてビッドが強い。このまま債務問題が落ち着いても、そう簡単にはドル相場が下がることはなさそうだ。
FOMCの議事録では次回の利上げに関して停止すべきかどうかで、意見が分かれていることがわかった。確かにFEDメンバーの発言を拾い集めてみると、結構な数の人が次回も利上げすべきだと主張している。それでもパウエル議長が利上げ停止を匂わせているから、何とか次回で利上げ停止という見込みとなっている。
しかしその次の7月会合では再利上げの確率が増えてきた。それだけ足元の景気後退を確かめるための根拠に薄いからなのだろう。だが今晩も引き続き、債務上限の引き上げに向けての協議のゆくえを気にかける展開になる。
日本時間 15時00分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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