昨日のドル円はほとんど動かなかった。しかし自分の作ったドル円のストップ注文だけは、ご丁寧なことにダンになった(^^;)。同じドル買いをするのであれば、いつものごとく、ユーロドルのショートにしておけばよかったぁ。昨日は欧州時間の早いうちからユーロ安の傾向を示していたのだから~。
ユーロドルはニューヨーク時間になって一段安となった。格付機関がスペインの民間銀行をいくつか格下げをしたからだが、ユーロは全面安となった。ユーロ円もひさしぶりの109円台へ。損失を出す結果にもなったことだし、これ以上、下手に手を出さずに翌朝から勝負し直そうということで、昨晩のニューヨーク市場は見ないことにした。
後から見ると、結局、夜中にはユーロドルは1.30台に突入していたようだ。ドル円はほとんど上がっていることはなく、つまりはユーロの独歩安だったということだ。朝いちでユーロドルを売り込もうと思ったが、最近はアジア時間で持ちあがることが多い。どうせ売り込むならば、売りそびれて安くなってしまっていても構わない。とりあえず昼間は様子見をして値動きを見るだけにとどめることにした。
やはり、昼間にユーロドルは1.3180辺りまで切り返してきた。どうやら中国の高官からユーロ支援をする発言が出ていたようだ。まあ完全な逆張りにはなるが、そもそも売ろうと思っていたユーロドルだ。50ポイント上をロスカットにレベルにすることにして、さっそく売ってみた。1.3185だった。欧州勢が入って来ると、ふたたびユーロは買い戻され、1.32台もかすめた。ありゃりゃ、またロスカットに届いてしまうのかと冷やりとしたが、1.32台をかすめた後、またコスト付近まで下がってきた。
今晩もほとんどイベントはない。依然として為替相場は信用不安がどうなるかと、債券相場の行方にかかっていると言えるだろう。テクニカル的にはユーロドルは完全に売りなだし、株価の高いクリスマスを迎えて、妙に安堵感が流れている年末だが、基本的にユーロ売りの材料そのものもたくさんある。
だが値動きとして、素直にそうといってくれるとは限らない。ストップ注文がつかずに下がって行ってくれたら、昨夜の安値である1.3095を下回ったところで売り増しをするつもりでいる。そしてファーストターゲットは1.3000の大台割れの直前というところだろうか。
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