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• 2012年04月18日(水)00時18分

  LDNFIX＝加ドルは堅調、BOC声明文が引き金に

  　ロンドンフィックスにかけては加ドルが堅調。カナダ銀行（BOC）金融政策決定会合を経て政策金利の発表が行われ、市場予想通り1.00％に据え置かれた。もっとも、同時に公表された声明文では「景気刺激の引き揚げ、適切となる可能性も」との内容が示されたことで、市場の利上げ観測が高まったことから、公表後から加ドルは上昇幅を広げる展開に。また、そのほかの資源国通貨についてもつれ高となり堅調に推移した。豪ドルについては著名RBAウォッチャーがRBAは5・6月に25bpの利下げを実施する可能性を示唆したものの影響は限定的だった。欧州タイムにてスペインの入札が順調だったほか、ユーロ圏・独景況感の持ち直しを受けてリスク選好への流れとなっていたこともあり、ダウ平均が寄り付きから堅調に推移し前日比130ドル超の上昇となったことも、株価に敏感に反応する資源国通貨の後押しとなったようだ。
  　資源国通貨は軒並み高。前述した通り、加ドルはBOC声明文の内容を受けて買いが強まり、ドル／加ドルは0.9865加ドル、加ドル円は81.87円まで加ドルは買い進まれた。そのほかの資源国通貨についても、豪ドルは売り材料が散見されたものの影響は限定的で、豪ドル／ドルは1.0414ドル、豪ドル円は84.14円まで上昇幅を広げたほか、NZドル／ドルは0.8229ドル、NZドル円は66.49円を示現した。
  　また、そのほかの主要通貨では、ユーロドルは1.31ドルちょうど近辺まで下押す場面もみられたが大台割れを回避すると、リスク選好が強まる地合いも手伝って1.31ドル半ばまでは持ち直した。ユーロ円は106.20円台まで上昇し本日高値に迫った。ポンドについては、対ユーロでの下落が重しとなったが対ドルは1.59ドル前半、対円は128円後半での推移となり本日高値を更新には至らなかったが底堅さを示した。
  　ドル円についてはリスク選好にともなう円売りが優勢で、80.81円まで上昇し本日高値をわずかに更新することとなった。
  　0時8分現在、ドル円は80.75円、ユーロドルは1.3149ドル、ユーロ円は106.18円で推移。

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