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2020年03月13日(金)のFXニュース(6)

  • 2020年03月13日(金)19時00分
    NY為替見通し=ドル円、NY株式・金融市場の動向や期末に向けた資金フローに要注目か

     本日のNY為替市場のドル円は、ニューヨーク株式・金融市場の動向や期末に向けた資金フローを見極める展開が予想される。
    本日のドル円の買戻しの背景には、カナダの医薬品会社が新型コロナウィルスの治療薬を発見し、週末に人体テストを行うという噂があったことで、続報に要注目か。
     「弱気相場」入りしたニューヨーク株式は、米連邦準備理事会(FRB)による大規模な資金注入により下落スピードは緩和されつつある。来週17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、▲0.50%の追加利下げが予想されており、現在の「量的緩和の派生措置」としての月600億ドルの米財務省短期証券(Tビル)購入が「量的金融緩和第4弾(QE4)」として長期化する可能性が高まっており、株価支援材料となるものの、ドルの上値を抑える要因となる。
     ドル円の買い要因は、米系ヘッジファンド勢の四半期末に向けたNY株下落の損失を相殺するための日本株売り(円売り)、新型コロナウイルス「COVID-19」を受けた日本経済のリセッション(景気後退)入りや東京オリンピック中止懸念による円離れ、などが挙げられる。
     ドル円の売り要因は、本邦機関投資家などの3月期末決算の向けたレパトリや外債投資のヘッジ売り、世界的株安を受けたリスク回避の円買いなどが挙げられる。
     23時に発表される3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)は、95.0と予想されており、現状のリスク回避地合いでは、ネガティブサプライズに要警戒となる。

    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値の目処(めど)は、一目均衡表・基準線の106.71円。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値の目処(めど)は、一目均衡表・転換線の104.87円。

  • 2020年03月13日(金)18時43分
    来週のスイスフラン「112円を挟んだ水準で推移か」

    [スイスフラン]

     来週のスイスフラン・円は112円を挟んだ水準で推移し、もみ合う展開が予想される。スイス中央銀行の金融政策が手掛かり材料になりそうだ。欧州における新型コロナウイルスの感染拡大に対する市場の警戒は消えていないことから、追加緩和(政策金利引き下げ)の可能性は残されている。金利据え置きが決まった場合、米ドル売り・スイスフラン買いがやや強まり、スイススフランの対円レートは112円近辺で下げ渋る状態が続く可能性がある。
    ○発表予定のスイス主要経済指標・注目イベント
    ・19日:スイス中央銀行が政策金利発表(-0.75%で据え置きの予想)
    ・予想レンジ:111円00銭−113円00銭

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  • 2020年03月13日(金)18時42分
    来週のカナダドル「弱含みか、原油価格の先安観が引き続き圧迫へ」

    [カナダドル]

     来週のカナダドル・円は弱含みか。新型コロナウイルスの感染が引き続き日本、米国、欧州で広がる可能性が懸念され、世界的な株安によるリスク回避的な円買いは継続へ。日銀が18-19日に開催する金融政策決定会合では対応策の検討が見込まれるが、円売り反応は限定的になるとみられる。一方、サウジアラビアとロシアの増産転換で原油価格の先安観が高まっており、引き続きカナダドルへの売り圧力になる。2月消費者物価指数や1月小売売上高の発表が注目される。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・18日:2月消費者物価指数(1月:前年比+2.4%)
    ・20日:1月小売売上高(12月:0.0%)
    ・予想レンジ:75円00銭-78円00銭

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  • 2020年03月13日(金)18時39分
    来週の英ポンド「下げ渋りか、米追加利下げでリスク選好的なポンド売り抑制も」

    [英ポンド]

     来週のポンド・円は下げ渋りか。英ジョンソン政権による今後の対米通商交渉などへの不透明感から積極的なポンド買いは入りづらいが、17-18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利下げが予想されており、リスク選好的なポンド売り・米ドル買いが一層強まる可能性は低い。ドル・円相場に大きな動きがない場合、ポンド・円は下げ渋る可能性もあろう。

    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・17日:2月失業率(1月:3.4%)
    ・17日:1月期ILO失業率(12月期:3.8%)
    ・予想レンジ:132円00銭−135円00銭

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  • 2020年03月13日(金)18時36分
    来週のNZドル「弱含みか、NZ準備銀行の緩和思惑で売られやすい」

    [NZドル]

    「弱含みか、NZ準備銀行の緩和思惑で売られやすい」

     来週のNZドル・円は弱含みか。新型コロナウイルスの感染が引き続き日本、米国、欧州で広がる可能性が懸念され、世界的な株安によるリスク回避的な円買いは継続へ。日銀が18-19日に開催する金融政策決定会合では対応策の検討が見込まれるが、円売り反応は限定的になるとみられる。NZ準備銀行(中央銀行)のオア総裁が前週マイナス金利を容認するような発言をしており、NZドルが売られやすい面もある。
    10-12月期国内総生産(GDP)の発表が注目される。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・19日:10-12月期GDP(7-9月期:前年比+2.3%)
    ・予想レンジ:62円00銭-66円00銭

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  • 2020年03月13日(金)18時32分
    来週の豪ドル「弱含みか、ウイルス感染拡大懸念で円買い継続も」

    [豪ドル]

     来週の豪ドル・円は弱含みか。米国などで新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されており、世界的な株安によるリスク回避的な円買いがただちに縮小する可能性は低いとみられる。ただ、3月17-18日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)でも追加利下げが実施されるとみており、豪ドル買い・米ドル売りが強まる可能性もあることから、豪ドル・円の下げ幅は限定的になる可能性も。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・19日:2月失業率(1月:5.3%)
    ・予想レンジ:65円00銭-68円00銭

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  • 2020年03月13日(金)18時30分
    来週のユーロ「下げ渋りか、日銀追加緩和で円買い抑制も」」

    [ユーロ]

    「もみ合いか、米追加利下げを意識したユーロ買いも」
     来週のユーロ・ドルはもみ合いか。欧州中銀(ECB)は12日の理事会で政策金利の引き下げを見送ったが、緩和的な金融政策を当面の間維持する方針でユーロ買いは入りづらい。一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)は17-18日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げに踏み切る公算。ただ、記録的な株安を背景に安全通貨としていのドル買いに振れる可能性があろう。
    ・予想レンジ:1.1100ドル−1.1300ドル

    「下げ渋りか、日銀追加緩和で円買い抑制も」
     来週のユーロ・円は下げ渋りか。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で市場センチメントが悪化するなか、株安が継続すればリスク選好的なユーロ買い・円売りは縮小する見込み。ただし、日本銀行の金融政策決定会合で一段の金融緩和が決まった場合、投機的な円買いは抑制される可能性は残されている。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・18日:1月貿易収支(12月:+231億ユーロ)
    ・20日:1月経常収支(12月:+326億ユーロ)
    ・予想レンジ:117円00銭−120円00銭

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  • 2020年03月13日(金)18時27分
    ドル円106.03円前後まで強含み、中国人民銀行が預金準備率引き下げ

     ドル円は、中国人民銀行が一部銀行を対象に預金準備率の0.5%引き下げを決定したことで106.03円前後まで強含み。ダウ先物は+700ドル超の上昇。

  • 2020年03月13日(金)18時26分
    来週のドル・円「底堅い値動きか、米追加利下げは織り込み済み」

    [ドル・円]

     来週のドル・円は底堅い値動きか。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による経済への影響は避けられず、米連邦公開市場委員会(FOMC)は大幅利下げに踏み切る公算だが、市場は0.50ポイント以上の利下げも織り込み済みのようだ。大規模財政出動への期待は残されており、利下げ後にリスク回避のドル売りが再び強まる可能性は低いとみられる。

     世界保健機構(WHO)は「パンデミック」(世界的流行)を認めたことで市場心理はさらに悪化した。リスク資産などを現金化する動きは続く可能性があるが、日本国債や日本株式の売却が一服した場合、ドル買い・円売りの取引は縮小し、ドル相場を下押ししそうだ。米国株式は2008年のリーマン・ショック以来となる弱気相場(高値からの下落率が20%を超える)に入った。

     しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大による市場への影響を抑制しようと、豪準備銀行(中央銀行)、カナダ中央銀行、欧州中央銀行(ECB)は相次いで緩和的な政策に舵を切っている。日本銀行は来週開催の金融政策決定会合で一段の緩和を進めるが、政策余地は乏しいとの見方が多いようだ。それでも、高い水準の流動性を維持することで信用収縮の発生を防ぐことが期待されている。また、財務省・金融庁、日銀の三者は市場動向を注視しており、投機的な円買いが大きく広がる状況ではないとみられる。トランプ政権が打ち出した景気刺激策は議会との調整は難航が予想されるが、市場の期待は残されており、議会で景気刺激策への具体的な動きがみられた場合、リスク選好的なドル買いが強まるケースもあり得る。

    【米・2月小売売上高】(17日発表予定)
     17日発表の2月小売売上高は、前月比+0.2%と予想されており、1月実績の+0.3%をやや下回る可能性がある。個人消費の安定的な伸びが示されれば、国内総生産(GDP)の改善を期待したドル買いが入りやすい。

    【米連邦公開市場委員会(FOMC)】(17-18日)
     米連邦準備制度理事会(FRB)は17-18日に開催するFOMC会合で、政策金利(FFレートの誘導目標水準)は引き下げの公算。パウエルFRB議長の記者会見では次の一手が注目される。

    ・予想レンジ:103円50銭−107円50銭

    ・3月16日−20日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

    ○(米)2月小売売上高 17日(火)午後9時30分発表予定
    ・予想は、前月比+0.2%
     1月は暖冬の影響で建築・園芸資材の需要が増加。飲食サービスの売り上げも堅調だったが、衣料品店の売り上げは反動減。2月については、衣料品の売上高が反動増となる可能性が高いことや、生活必需品の売上増加も予想されることから、全体的には1月実績に近い数字となる可能性がある。

    ○(米)連邦公開市場委員会(FOMC会合) 18日(水)日本時間19日午前3時結果判明予定
    ・予想は、0.50ポイントの追加利下げ
     新型コロナウイルスの感染拡大によって米国の経済情勢は著しく悪化しつつある。金融市場は大幅な追加利下げを想定しており、今後の状況次第で利下げ幅は0.50ポイントを超える可能性がある。財政支出拡大と一段の金融緩和が有効な景気刺激策となる可能性が高い。

    ○(日)日本銀行金融政策決定会合 19日(木)決定会合の結果判明時刻は未定
    ・政策残高金利は現状維持の予想
     日本銀行の黒田総裁は12日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた世界経済への影響や市場変動などの状況について安倍首相と意見交換を行っている。黒田総裁は、「適切な資産買い入れを進め、マーケットと経済の安定を図る」と伝えており、過剰な市場変動を抑えるためにETFの買い入れ増加や中小企業の資金繰り支援につながる措置を講じる見込み。

    ○(米) 2月中古住宅販売件数  20日(金)午後11時発表予定
    ・予想は、555万戸
     参考となる1月実績は、前月比-1.3%、546万戸。中古住宅価格(中央値)は前年同月比+6.8%と底堅さを保っている。2月については、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が出ているものの、金利水準の低下は住宅購入を後押しすることから、販売戸数は1月実績を上回る可能性がある。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・16日(月):(日)1月機械受注、(中)2月小売売上高、(中)2月鉱工業生産、(米)3月NY連銀製造業景況指数
    ・17日(火):(欧)3月ZEW景気期待指数、(米)2月鉱工業生産、(米1月企業在庫
    ・18日(水):(日)2月貿易収支、(米)2月住宅着工件数、(欧)1月ユーロ圏貿易収支
    ・19日(木):(日)2月全国消費者物価コア指数、(米)10-12月期経常収支、(米)3月フィラデルフィア連銀景況調査(製造業景況指数)
    ・20日(金):(欧)1月ユーロ圏経常収支

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  • 2020年03月13日(金)18時09分
    ドル・円は失速、米長期金利の上げ渋りで

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は一時106円20銭付近まで強含んだが、足元は105円80銭付近に失速。米10年債利回りが上げ渋り、金利にらみのドル買いは縮小。一方、欧州株はプラス圏を維持し、円売りに振れやすい。また、米株式先物も強含み、今晩の株価反発を期待したドル買いが観測される。

     ここまでの取引レンジはドル・円は105円79銭から106円21銭、ユーロ・円は118円30銭から118円73銭、ユーロ・ドルは1.1178ドルから1.1210ドル。

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  • 2020年03月13日(金)17時57分
    【ディーラー発】ポンド全面高(欧州午前)

    欧州勢参入後、ポンド買いが強まる展開。ポンドドルが1.2623付近まで、ポンド円が133円93銭付近まで上伸したほか、ユーロポンドが0.8862付近まで売られるなどポンド全面高の様相。また、ドル円は米債利回りの上昇幅拡大に伴い、一時106円22銭付近まで水準を切り上げる場面が見られた。他クロス円もダウ先物の大幅上昇を背景に、全般東京時間の高値圏で底堅い値動きとなっている。17時57分現在、ドル円105.863-871、ユーロ円118.603-607、ユーロドル1.12030-033で推移している。

  • 2020年03月13日(金)17時52分
    東京為替概況:ドル・円はしっかり、ドル買い主導で一時106円台

     13日の東京外為市場でドル・円はしっかり。日経平均株価が一時1800円超安となったが、ドルは見直し買いが強まり104円51銭から上昇基調に。また、新型コロナウイルスの治療薬開発への期待感で円売りが強まり、ドルは一時106円01銭まで強含んだ。

     ユーロ・円は116円89銭から118円87銭まで値を上げた。ユーロ・ドルは1.1152ドルから1.1221ドルまで上昇した。

    ・17時時点:ドル・円105円80-90銭、ユーロ・円118円60-70銭
    ・日経平均株価:始値18183.47円、高値18184.46円、安値16690.60円、終値17431.05円(前日比1128.58円安)

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  • 2020年03月13日(金)17時36分
    ドル円一時106.22円まで上昇、日銀が資金供給継続との観測報道で

     ドル円は、日銀が来週以降、年度末に向けてターム物資金の積極的な供給を実施、との一部報道を受けて、106.22円まで上昇したものの、ダウ先物が+1000ドル前後の上昇から+500ドル程度まで上げ幅を縮小したことで105.86円前後に反落。

  • 2020年03月13日(金)17時29分
    ドル・円はしっかり、ドル買い主導で一時106円台

     13日の東京外為市場でドル・円はしっかり。日経平均株価が一時1800円超安となったが、ドルは見直し買いが強まり104円51銭から上昇基調に。また、新型コロナウイルスの治療薬開発への期待感で円売りが強まり、ドルは一時106円01銭まで強含んだ。

    ・ユーロ・円は116円89銭から118円87銭まで値を上げた。
    ・ユーロ・ドルは1.1152ドルから1.1221ドルまで上昇した。

    ・17時時点:ドル・円105円80-90銭、ユーロ・円118円60-70銭
    ・日経平均株価:始値18,183.47円、高値18,184.46円、安値16,690.60円、終値17,431.05円(前日比1,128.58円安)

    【要人発言】
    ・武内財務官
    「政府・日銀は必要なら一体で行動。より緊張感を持ち市場を注視する」

    【経済指標】
    ・日・1月第3次産業活動指数:前月比+0.8%(予想:0.0%、12月:-0.3%←-0.2%)
    ・独・2月消費者物価指数改定値:前年比+1.7%(予想:+1.7%、速報値:+1.7%)

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  • 2020年03月13日(金)17時28分
    ドル円106.22円まで上昇、米10年債利回りが0.94%台へ上昇

     ドル円は、米10年債利回りが0.94%台へ上昇し、ダウ先物が700ドル超上昇していることで、106.22円まで上げ幅拡大。ユーロ円は118.65円前後、ポンド円は133.80円前後へ連れ高。

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