高いスワップポイントが狙える「トルコリラ/円」、スワップポイントが高いおすすめのFX口座は？

• 2025年03月07日(金)00時34分 ポスト

  【ＮＹ為替オープニング】米景気減速懸念にドル安、財務長官講演に注目

  ■注目ポイント
  ・欧州中央銀行(ECB)0.25％の利下げ決定、利下げ停止に近づいたことを示唆
  ・ベッセント米財務長官講演
  ・米・先週分新規失業保険申請件数（3/1）：22.1万件（予想：23.3万件、前回：24.2万件）
  ・米・失業保険継続受給者数（2/22）：189.7万人（予想：187.4万人、前回：185.5万人←186.2万人）
  ・米・10-12月期非農業部門労働生産性確定値：前期比年率＋1.5％（予想：+1.2％、速報値：＋1.2％）
  ・米・10-12月単位労働コスト確定値：前期比年率＋2.2％（予想：+3.0％、速報値：+3.0％）
  ・米・1月貿易収支：－1314億ドル（予想：-1288億ドル、12月：－981億ドル←-984億ドル）
  ・加・1月貿易収支：＋39.7億加ドル（予想：＋13億加ドル、12月：＋16.6億加ドル）
  ・米・卸売在庫(1月)
  ・米・アトランタ連銀総裁が講演
  ・欧・欧州連合(EU)特別首脳会議

  6日のNY外為市場では米国の関税の行方を巡り不透明感に荒い展開が継続すると見る。本日はベッセント財務長官が講演を予定しており、発言に注目が集まる。

  トランプ大統領はメキシコ、カナダ関税で自動車を1カ月適用除外すると発表。依然交渉が続いている。米政権はさらに、4月2日に相互関税を発表する。各国ごとの関税率、適用時期もまちまちとなる可能性で、実施までには時間を要する。関税への不透明性が景気見通しにも影響。米国景気後退懸念も強まりつつある。インフレ再燃懸念も強まりつつあり、スタグフレ―ション懸念も浮上。ドル売りにつながった。

  米商務省が発表した1月貿易収支は－1314億ドルとなった。赤字幅は12月981億ドルから予想以上に拡大し、過去最大となった。トランプ政権の関税発動前に輸入が急増。米国の貿易赤字拡大が成長にマイナスに寄与するとの見方が強まった。

  欧州中央銀行（ECB）は理事会で予想通り0.25％の利下げに踏み切った。防衛費増額の可能性などに、引き締め度合いが有意に緩和しつつあると、緩和局面が終了に近づいていることを示唆。ラガルド総裁は不透明感があちこちにあり、事前に金融政策の公約はしないと、データ次第で政策を決定していく方針を表明した。また、「防衛費増は成長を押し上げる可能性」「防衛・インフラ支出やインフレを押し上げる可能性」を指摘したが、「防衛支出の影響、いかなる結論も時期尚早」と指摘した。斬新的な政策アプローチに移行しており、防衛費支出の影響を見極める必要があるとした。ECBの積極的な利下げの可能性が後退し、ユーロの買戻しが引き続き優勢となると見る。

  また、日本では春闘の大幅賃上げ要求を受け日銀の3月利上げ観測が強まり円買いも優勢。

  ・ドル・円は200日移動平均水準152円40銭

  ・ユーロ・ドルは、200日移動平均水準1.0724ドル。

  ・ドル・円147円50銭、ユーロ・ドル1.0790ドル、ユーロ・円159円39銭、ポンド・ドル1.2889ドル、ドル・スイス0.8869フランで寄り付いた。

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