3月6日(木)■『ECB金融政策の発表及びラガルドECB総裁の記者会見』と『直近で加速している米ドル売り・ユーロ買いの流れの行方』、そして『明日に米国の雇用統計の発表とパウエルFRB議長の発言を控える点』に注目！

米ドル/円 直近３日間のチャート

ユーロ/米ドル 直近３日間のチャート

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本日の為替相場の焦点は、『ECB金融政策の発表及びラガルドECB総裁の記者会見』と『直近で加速している米ドル売り・ユーロ買いの流れの行方』、そして『明日に米国の雇用統計の発表とパウエルFRB議長の発言を控える点』にあり。

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3月6日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・日本の連合(日本労働組合総連合会)が春闘での要求集計結果を公表
09:30		豪)貿易収支		+55.00億	+50.85億
		豪)住宅建設許可件数		+0.5%	+0.7%
15:45		ス)失業率		2.9%	3.0%
18:30		英)建設業PMI		49.5	48.1
19:00		欧)小売売上高 [前月比/前年比]		+0.1%	-0.2%
				+1.9%	+1.9%
20:00		ト)TCMB政策金利＆声明発表		250bp 利下げ 42.50%	250bp 利下げ 45.00%
21:30		米)チャレンジャー人員削減予定数		-	-39.5%
22:15		欧)ECB政策金利＆声明発表		25bp 利下げ 2.65%	25bp 利下げ 2.90%
22:30		加)貿易収支		+12.8億	+7.1億
		米)新規失業保険申請件数		23.5万件	24.2万件
		米)貿易収支		-1274億	-984億
		米)第4四半期非農業部門労働生産性【改定値】		+1.2%	+1.2%
		↑・単位労働費用【改定値】		+3.0%	+3.0%
22:45		欧)ラガルドECB総裁の記者会見		要人発言
		米)ハーカー：フィラデルフィア連銀総裁の発言(投票権なし)		要人発言
24:00		加)Ivey購買部協会指数		-	47.1
		米)卸売在庫【確報値】		+0.7%	+0.7%
24:30		米)週間天然ガス貯蔵量		-	-261
29:30		米)ウォラーFRB理事の発言(投票権あり)		要人発言
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標は SS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は ◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分：米)新規失業保険申請件数
・22時30分：米)貿易収支
・22時30分：米)第4四半期非農業部門労働生産性【改定値】/単位労働費用【改定値】
・29時30分：米)ウォラーFRB理事の発言(投票権あり)
に注目が集まる。

米国以外では、
・09時30分：豪)貿易収支
・20時00分：ト)TCMB政策金利＆声明発表
・22時15分：欧)ECB政策金利＆声明発表
・22時45分：欧)ラガルドECB総裁の記者会見
に注目が集まる。

その他、
・日本の連合(日本労働組合総連合会)が春闘での要求集計結果を公表
・トランプ米大統領の発言や政策(直近では特に関税に焦点)
・米国の国債利回りの動向(米国の長期金利)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(週末の雇用統計がメイン)
・ユーロ圏の金融政策への思惑(本日3月6日に金融政策の発表あり)
・米ドル、日本円、ユーロの方向性
・金融当局者や要人による発言(FRB高官と日銀関係者の発言には特に重要。明日7日にパウエルFRB議長の発言あり)
・米国の金融政策への思惑(次回金融政策発表は再来週3月19日)
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・日本の金融政策への思惑(次回金融政策発表は再来週3月19日。本日に連合要求集計結果)
・米国の関税やインフレ再燃、景気後退への思惑
・ロシア・ウクライナ停戦への思惑
・原油と金を中心とした商品市場の動向
などが重要となる。

★★★

本日は、トルコの金融政策の発表とユーロ圏の金融政策の発表及びラガルドECB総裁の記者会見が行われる。

本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数がメイン。
その他、貿易収支と第4四半期非農業部門労働生産性【改定値】/単位労働費用【改定値】も発表される。
一方、経済指標以外のイベントでは、ウォラーFRB理事の発言(投票権あり)が予定されている。

また今週は、明日7日に米国の雇用統計の発表やパウエルFRB議長の発言を控える。

今週の為替相場は、週明けから米ドル売り・ユーロ買いの流れが強まっている他、リスクオフでの日本円買いの流れも優勢となっていたが、日本円は大きめに上下した後揉み合いに。ドル円は一時148円前半まで下落した後に大きく反発するも再度148円半ばまで下落するなど上値の重い展開、ユーロドルはぐんぐんと上値を試して1.067後半まで上昇している。

本日は、ECB金融政策の発表及びラガルドECB総裁の記者会見、トランプ米大統領の発言や政策、注目度の高い米国の経済指標の発表(明日に米国の雇用統計の発表)、主要な株式市場及び米国債利回りの動向が重要となる。
その他、米ドル、日本円、ユーロの方向性(直近で米ドル売り・ユーロ買いの流れが加速)、金融当局者や要人による発言(明日にパウエルFRB議長の発言)、ロシア・ウクライナ停戦への思惑、米国の金融政策への思惑、日本の金融政策への思惑、米国の関税やインフレ再燃、景気後退への思惑などにも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・09時30分：豪)貿易収支
→発表での豪ドルへの影響は大きめ

・20時00分：ト)TCMB政策金利＆声明発表
→内容次第

・22時15分：欧)ECB政策金利＆声明発表
・22時45分：欧)ラガルドECB総裁の記者会見
→直近でユーロ買いの流れが加速
今後の金融政策への思惑でユーロが大きく動きやすい

・22時30分：米)新規失業保険申請件数
・22時30分：米)貿易収支
・22時30分：米)第4四半期非農業部門労働生産性【改定値】/単位労働費用【改定値】
・29時30分：米)ウォラーFRB理事の発言(投票権あり)
→昨日のISM非製造業指数の発表を受けて、米国の株価指数が大きく反発
明日の雇用統計の発表とパウエルFRB議長の発言の注目度が更に高まっている。内容次第では、どちらにも大きく反応しそうだ
明日にビッグイベントを控えて、直近で加速してきた米ドル売りの流れに調整が入る可能性も
一旦様子見で

■■特に注目すべき経済指標やイベント(今週)
※FRB高官の発言多数あり(7日にはパウエル発言も)
▼3月3日(月)
・3月月初め最初
欧)消費者物価指数[速報値]
米)ISM製造業指数
▼3月4日(火)
・米国が中国、メキシコ、カナダに追加関税発動
・トランプ大統領・施政方針演説(現地時間5日)
豪)RBA議事録公表(2月18日開催分)
米)注目度の高い米国の経済指標の発表はない
▼3月5日(水)
・中国全人代開幕
日)内田日銀副総裁の発言
米)ADP雇用統計
米)ISM非製造業指数
▼3月6日(木)
・労働組合連合が要求集計結果
・ユーロ圏の金融政策(総裁の記者会見あり)
米)新規失業保険申請件数
▼3月7日(金)
加)雇用統計
米)雇用統計
米)パウエルFRB議長の発言
※来週→カナダの金融政策、米国の消費者物価指数の他、JOLTS求人、生産者物価指数の発表など

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