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田向宏行式 副業FXのススメ!

米ドル/円はトランプ大統領の為替発言で急落も、148.59
円で下げ止まったのは、日足レンジ下限148.56円が基準
だから。ユーロ/米ドル週足も基準を超えないから動かない

2025年03月04日(火)16:28公開 (2025年03月04日(火)16:28更新)
田向宏行

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オンライン交流会開催のお知らせ】

 田向さんのFXメルマガ『田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!』で、オンライン交流会の開催が決定しました! 開催日時は、3月7日(金)20時30分からで、参加できるのは2月25日(火)までにメルマガ購読者となった方です(後日、見逃し配信を行いますので、今回参加できない方も視聴できます)

前回の臨時オンライン交流会は60名以上にご参加いただき、トランプ大統領の誕生で相場が動きにくくなっているなか、米ドル/円やユーロ/米ドルの状況解説や、その他通貨ペアのトレード相談があったりしました。


ユーロ/米ドルは1月高値1.0533ドルが上値を抑え、週足レンジの動きが続いて方向感が定まっていない

 ユーロ/米ドルは1月高値1.0533ドルが上値を抑え、レンジの動きが続いています。このレンジはダウ理論による週足のレンジです。

ユーロ/米ドル 週足
ユーロ/米ドル 週足チャート

(出所:TradingView

 週足レンジ内では、日足レンジが4回も転換していて、日足レベルでは方向性が定まっていません。

 このため、取引タイミングを誤るか、チャート分析が不足していると、買うと下がり、売ると上がるという状況になってしまいます。

 こうした、買うと下がり、売ると上がるという人は、チャート分析の技術が足りないか、評論家の意見を妄信しているか、丁半博打をやっている可能性がありそうです。

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田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!

レンジ相場とトレンド相場の判断基準で大事なのは、反対に動いた場合や最悪の事態に備えておけるか

 相場の動きには、現在のユーロ/米ドルのような膠着したレンジ相場の場合と、一定方向に大きく動くトレンド相場の場合があります。

 これは、FXをやっている人ならおそらく、誰でも知っていることでしょう。

 だた、ここで大事なのはその見分け方、判別方法、判断基準です。

 こうした判断基準として、移動平均線を使う人もいるでしょうし、フィボナッチを使う人や、私のようにダウ理論を使う人もいると思います。

 こうした判断基準で重要なのは、その基準を抜けたらどうなるかということとだけでなく、反対に動いた場合の判断基準の2つを持つことです。

 なぜなら、相場の値動きは点や線ではなく、一定の値幅を持って動くものだからです。この点は以下のショート動画をご参照下さい。

 この「相場は幅」ということを理解していないと、高値だけを追ってしまったり、安値だけに注目することになります。

 つまり、自分に都合のいい方向だけを見ていて、自分に都合が悪いことが起こることを想定していません。これは戦略とは言いません。

戦略とは、最良の状況にあっても、最悪の事態に備えておくことです。

 相場が上手く動いているときは、誰が取引してもなんとかなります。

 しかし、相場の動きはどこかで必ず止まります。そして、止まるだけでなく巻き戻されたとき、どうするかです。

 こうした自分の想定と違うことが起こった時にどうするかを決める幅を持った基準がないと、決済や損切りが出来ませんし、切り替えることが難しくなります。

 そして最悪の場合、損切りを動かして傷口を広げてしまったりします。

トランプ大統領が就任以来、さまざまなニュースを提供しても、ユーロ/米ドルが動かないのは基準を超えないから

 特に、トランプ大統領が就任してから、大統領の発言で動くことも多くなってきました。大統領発言というヘッドラインで相場に飛び乗る取引をする人たちがいるからです。

 ただ、こうした動きがあっても、相場は一定の基準を超えないと動かず、相場の方向性を作るまでにいたりません。

 トランプ大統領は就任以来、さまざまなニュースを提供していますが、ユーロ/米ドル相場が動かないのは、基準を超えないからです。1月以降の相場の値動きがこれを証明しています。

 私たちは判断基準を持っているので、無駄な取引はしませんが、判断基準を持たない人は、ヘッドラインなどの動きに騙されやすくなります。

 動いた後から飛び乗っても、それは初動の人たちの利益を増やすだけで、巻き戻されれば利益は少なくなってしまいますし、下手をすると損とします。

 だから、「トランプ劇場」は要注意なのです。

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田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!

今朝のトランプ大統領の発言で、米ドル/円は急落したが、日足レンジ下限148.56円が基準となり、148.59円で下げ止まった

 本日(3月4日)も早朝5時ぐらいのトランプ大統領の為替に関する発言で、米ドル/円は150円台から148円台まで急落しました。

 しかし、148.56円には日足レンジの下限があります。これが値動きの基準です。このため、本稿執筆時では148.59円で下げ止まっています。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足チャート

(出所:TradingView

 つまり、ここが値動きの基準で、そこを超えないと相場は大きく動き出さないわけです。

 トランプ大統領の任期は、まだほぼ4年間あります。この間、私たちはずっと「トランプ劇場」に付き合わされることになります。

 だからこそ、判断基準を持つことが大事になると思いますし、それは今から始めても十分に間に合うことだと思います。


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 ザイFX!で新連載をスタートした田向宏行さんと、ザイFX!編集部がお届けする有料メルマガ、それが「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!(月額:4400円・税込)」です。

田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!画像

 FXや投資に関する書籍7冊が、計10万部超えの人気を博す田向さんが、100年以上続くダウ理論を基に、チャートポイントやテクニカル分析を配信します。

 さらに、トレーダーを孤独にしたくないとの思いから、月2回、Zoomなどでオンライン交流会を実施する予定です! 田向さんに相場の見方を直接聞いたり、メルマガ読者同士で交流したり―――顔出しなしでもかまいませんので、お気軽なご参加をお待ちしています。

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