1月19日(水)■『欧州の財政不安やインフレリスク』と『米国の経済指標』、『米国の主要企業や大手金融機関の決算』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の財政不安やインフレリスク』と『米国の経済指標』、『米国の主要企業や大手金融機関の決算』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)住宅着工件数/建設許可件数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「英)失業率＆失業保険申請件数」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「加)BOC金融政策レポート」
・「胡錦濤中国国家主席が訪米(19日・20日・21日、米中首脳会談も)」
・「米国の主要企業の決算発表→イーベイ、ゴールドマン・サックス、ステート・ストリート、ウェルズ・ファーゴ、ＵＳバンコープ、ノーザントラスト、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、他」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「トリシェECB総裁によるインフレリスク示唆での影響や思惑」
・「金融市場のリスク許容度」
・「米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が本格化」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「金融当局者や要人による発言」
・「来週(26日・水曜日)に、FOMC政策金利＆声明発表を控える点」
などの要因に注意。

★★★

本日から、胡錦濤中国国家主席が訪米し、「米中首脳会談」が開催される。

米国の経済指標は、「住宅着工件数/建設許可件数」がメイン。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。
また、「米国の主要企業や大手金融機関の決算発表」が本格化している点にも要注意。

先週の為替相場では、欧州不安が緩和した他、トリシェECB総裁によるインフレリスク示唆によって、ユーロが大きく買われた。また、米国の長期金利の軟調さなどを主要因としたドル売りが優勢の流れも継続している。
週明けの為替相場は、月曜日に米国休場の中、ユーロ売りが優勢となった上にドル売りが再度強まったが、米国が休場明けとなった昨日は、ドル売りが継続しつつもユーロが大きく買い戻されている。
先週からのユーロ買い・ドル売りの流れの継続や加速を見極めて利益化したいところ。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・18時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
→発表内容でのポンドへの影響は非常に大きい

・NYタイム：米)主要企業及び大手金融機関の決算発表
→内容次第では大きな反応も。要注意

・22時30分：米)住宅着工件数/建設許可件数
→本日の米国の経済指標はこれだけ。どれだけ反応するかは相場の気分次第か

・24時30分：加)BOC金融政策レポート
→内容次第

・翌6時30分：NZ)第4四半期消費者物価指数
→発表内容でのNZドルへの影響は大きめ


1月17日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国が連休明けとなる点
▼胡錦濤中国国家主席が訪米(19日・20日・21日、米中首脳会談も)する点
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が本格化
▼ドル買いorドル売りの方向性(直近ではドル売りヨリ)
▼欧州の財政・金融・信用不安(直近では不安緩和ヨリ)
▼トリシェECB総裁によるインフレリスク示唆での影響や思惑(直近ではユーロ買い)
▼金融市場のリスク許容度(直近ではリスク選好ヨリ)
▼米国を中心とした主要経済指標(直近では反応は小さめ)
▼米国を中心とした株式市場(直近では強めで推移)
▼米国の長期金利(直近では多少軟調気味)
▼中国の景気動向及び金融政策(直近では他の市場にも影響力大きめ)
▼米国の景気動向や追加金融緩和観測(直近では不明瞭)
▼来週(26日・水曜日)にFOMC政策金利＆声明発表を控える点
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場

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1月19日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・胡錦濤中国国家主席が訪米(19日・20日・21日、米中首脳会談も) ・米国の主要企業の決算発表→イーベイ、ゴールドマン・サックス、ステート・ストリート、ウェルズ・ファーゴ、ＵＳバンコープ、ノーザントラスト、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、他
08:30		豪)ウェストパック消費者信頼感	△	-	+0.2%
08:50		日)第三次産業活動指数	△	+0.5%	+0.5%
17:00		南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比]	○	+0.3%	+0.2%
				+3.6%	+3.6%
18:00		欧)経常収支	×	-	-23億
18:30		英)失業率	◎	4.5%	4.5%
		↑・失業保険申請件数		±0件	-0.12万件
		南ア)小売売上高	○	+6.8%	+6.1%
19:00		欧)建設支出 [前月比/前年比]	×	-	±0.0%
				-	-6.8%
未定		米)ステート・ストリート 第4四半期決算発表	A	大手金融決算
20:30		米)バンク・オブ・ニューヨーク・メロン 第4四半期決算発表	BB	大手金融決算
22:00		米)ゴールドマン・サックス 第4四半期決算発表	AA	大手金融決算
		米)ウェルズ・ファーゴ 第4四半期決算発表	A	大手金融決算
22:30		米)住宅着工件数	A	55.0万件	55.5万件
		↑・建設許可件数		55.5万件	53.0万件 (54.4万件)
		加)製造業出荷	×	+0.3%	+1.7%
24:30		加)BOC金融政策レポート	○	-	-
26:00		英)ポーゼンMPC委員の発言	△	要人発言
翌 06:30		NZ)企業景況感	×	-	52.7
翌 06:45		NZ)第4四半期消費者物価指数 [前期比/前年比]	◎	+2.4%	+1.1%
				+4.1%	+1.5%
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

軟調推移が継続も底堅い可能性。基本は売りでポジションの持つも反発には注意

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ユーロ買い・ドル売りが加速するか。基本追随で

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