昨日は、なにかのクロス円でもショートにしようと思っていた。しかしユーロ円にはちょっと辟易していたので、オージー円やらポンド円のチャートを見開いて、いろいろ調べた挙句のポンド円ショートという結論だった。イギリスのGDP悪さという要因も加わって、ポンドショートに勢いが加わった。
しかも欧州株を始め、時間外取引での米国株も下げ足を速め出したので、マーケットはリスク回避的な動きが優勢となった。リスク資産の代表である原油や金は、大きく値を崩してきて、それがリスク許容度の減退をいざなうこととなった。
リスク回避で円買い炸裂というほど派手にいかなかったが、ポンド円の下げ圧力は相当のものだ。私は調子に乗って、指標の発表後に130.40でも売り込んだ。「悪魔の通貨」らしく、このままノンストップで125円までいってしまえ!などと、いろいろ皮算用してしまう。ドル円が動かないとしたら、ポンドドルが1.52台くらいまで急落することになるが…。
一方で、問題となっていた欧州の一括債のオークションが順調に終わったようで、それがユーロ買いにつながっている。ユーロとポンドはマタ裂きとなり、ユーロポンドは上昇圧力が高い。ユーロポンドをカバーするには高いユーロドルを買っていくか、しぶしぶポンドドルを売っていくかでもしようがなく、ますますポンドは頭が押さえられる形となったのだろう。
ポンド円はその間も何回か129円台に突っ込んだ。最初の突っ込みでは買い戻そうとは考えなかったが、あまりにも早急に130円台に戻されてしまったので、悔しさは残った。2回目も同じ。さすがに3回目の突っ込みでは全部買い戻した。もちろん依然としてポンド円はベア目で見ているのだが、いったんは終了。風邪のまだ病み上がりだし、日韓戦のサッカーを見終わったら、急速に眠くなってきたし…。次は129円割れでまたショートを作るろうかな。
さて本日はFOMCである。それまでは夜は相場全体が様子見となるであろう。起きていられる保証もないし、アクションテークは早起き作戦でおこなうことにするつもりでいる。金融緩和がいつ終わるのかがメインテーマなので、ドル売り材料はないものとみたい。
サプライズがあるとしたら、ドル買い方向のことだ。たとえば出口戦略について言及するなどがあれば、かなりマーケットはビックリするだろう。翌朝にユーロドルが反転して下がっていたら、そこからショートでついて言ってもいいのではないかもしれない。けだしポンド円のショートでもよいような気がする。
日本時間 18時40分
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)