昨日はアメリカがお休み。それでも欧州時間は、ユーロドルの小刻みな動きが絶えなかった。前日に私はユーロドルを1.3650から買い上がって成功していたので、今回も押し目を拾うつもりでいた。東京時間が終わって以降は1.3650でビッドしていても、なかなか来ない。下がって来てもすぐに1.36台の後半まで押し戻されてしまうのだ。そこで40ポイントアゲインストではロスカットすることにして、1.3670でユーロドルを買ってみた。
欧州圏の経済指標も悪くなくて、さっそくユーロドルは1.37台をつけにいきた。しかしホクホクしていたのはつかの間、すぐにコスト付近まで下がってきた。リビアでは改革派と見られていたカダフィの息子が、徹底抗戦をするテレビで宣言し、あらゆる憶測が流れてきた。なんだかイヤな感じである。
もう一度1.39台を触りはじめたので、とにかく逃げることにした。アジア市場の動きがあまりにも能天気だったので、逆にちょっと不審になったのもある。リスク回避でクロス円の売りとなれば、利上げ期待なので私ものん気にユーロドルロングなど持っている場合ではない!
アメリカはお休みだったが、グローベックスなど機械のシステムは稼働していた。夜の0時を回ったところから、米国株の値下げが目立ってきた。さすがに中東情勢がこれだけ緊迫化してきて、リスク許容度も限界に達したのだろう。そして同時にユーロドルも下がってきた。ユーロ円のショートで臨んだほうが良いのかも?と思いながらも、アメリカはお休だし、無理しないことにした。
朝みると、為替相場に大きな動きがなかったが、原油価格をはじめ商品市況がたいへんなことになっていた!原油は昨日だけで3ドル上がり、今日も朝から3ドル上昇した。WTIの原油が98ドル台まで見てしまったので、リスクテークに慣れっこになっていたマーケットは、ちょっとパニック状態に包まれた。
ユーロ円は朝のゴタゴタのなかで114円台までつけた。しかし、さしもの日本株も売り一色でスタートしたため、えいやと113.50で売ってみた。アジア時間で112円台に突入した後は、小動きとなった。ロスカットを置いて様子見。
欧州市場に入ると午前中の安値付近となる112.88も割れてきた。最近は為替市場の値動きが少なかったため、ずっと面白くなかったため、やる気満々で売り増した。110円台は見たいところだが、ロスカットも113円ちょうどまで下げた。
いよいよ中東情勢が緊迫化してきている。リビアから出てくる報道は統制もあるため、内容が混乱していて、何が起こっているのか、よくわからない。だいぶ混乱しているようだし、長期にわたる内戦に発展する恐れもありいそうだ。今晩も経済指標よりも中東情勢を背景にした原油価格の動向が注目されることとなるだろう。
まだサウジアラビアの話しは大きなニュースにまでなっていないが、こちらに波及すると、さらに多大な影響が出てくる。ニューヨークの原油も、北海ブレントのように100ドル台に乗せてきたなら、市場全体がリスク回避モードになるのは確かだろう。さらにムバラク氏が資産凍結されたことを考えれば、中東のリーダーたちはドル資産、とくに米国株の売却を急ぐということも考えられる。
日本時間 19時00分
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