本日の為替相場の焦点は、『中東・北アフリカ情勢』と『米国の経済指標』、そして『FRB議長の議会証言』や『ECBの金融政策への思惑』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)ISM製造業景況指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「豪)小売売上高」
・「中)製造業PMI」
・「ス)第4四半期GDP」
・「独)失業率&失業者数」
・「英)製造業PMI」
・「欧)消費者物価指数【速報値】」
・「欧)失業率」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「豪)RBA政策金利&声明発表」
・「加)BOC政策金利&声明発表」
・「米)バーナンキFRB議長の証言【半期金融政策報告/上院銀行住宅都市委員】」
・「月初要因(3月入りでの最初の営業日)」
・「FRB議長の議会証言【半期金融政策報告】が今日・明日と行われる点」
・「ECBの金融政策や早期利上げ観測(3月3日に、ECB理事会結果発表を控える)」
・「中東・北アフリカ情勢」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「金融市場のリスク許容度」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「金融当局者や要人による発言」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「米国の景気動向及び金融政策」
などの要因に注意。
★★★
3月入りでの最初の営業日。
本日は、「RBA政策金利&声明」と「BOC政策金利&声明」の発表日。
米国の経済指標は、「ISM製造業景況指数」がメイン。
経済指標の他にも、「バーナンキFRB議長の証言【半期金融政策報告/上院銀行住宅都市委員】」に大きな注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場では、週初からドル売り・ユーロ買い・円買いが優勢の流れとなったが、週末には大きめに巻き戻しとなった。
今週は、先週までに引き続き、ドル買いorドル売りの方向性のほか、中東・北アフリカ情勢やECBの金融政策への思惑、米国の長期金利の動向などが重要。
イベントでは、日々発表される注目度の高い経済指標のほか、FRB議長の議会証言(半年に1度の経済見通しと金融政策に関するもの)やECB理事会結果な
どへの注目度が高い。特に、週末に控える米国の雇用統計(キング・オブ・経済指標とも言われる)は金融市場の大きな焦点となっている。
本日は、特に、米・ISM製造業景況指数のほか、3月の月初要因やFRB議長の議会証言での影響に注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・09時30分:豪)小売売上高
→発表内容での豪ドルへの影響は非常に大きい
・10時00分:中)製造業PMI
→中国の金融政策への思惑が高まり、金融市場全体に影響を与えやすい
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
→声明の内容次第。どちらにしても大きな変動要因に
・15時45分:ス)第4四半期GDP
・17時55分:独)失業率&失業者数
→相場の気分次第。ユーロの方向性を見極めたい
・18時28分:英)製造業PMI
→発表内容でのポンドへの影響は非常に大きい
・19時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・19時00分:欧)失業率
→相場の気分次第。ユーロの方向性を見極めたい
・23時00分:加)BOC政策金利&声明発表
→声明の内容次第。どちらにしても大きな変動要因に
・24時00分:米)バーナンキFRB議長の証言【半期金融政策報告/上院銀行住宅都市委員】
→言及内容と相場の気分次第。米国の金融政策への思惑が高まれば大きな変動要因に
・24時00分:米)ISM製造業景況指数
→発表内容による市場影響度は非常に大きい。まずは発表直後の変動をつかみたい
2月28日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼中東・北アフリカ情勢
▼FRB議長による経済見通しと金融政策に関する議会証言(3月1日・2日実施)
▼ECBの金融政策や早期利上げ観測(3月3日にECB理事会結果発表&総裁会見)
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼米国の長期金利
▼米国の雇用統計を中心とした主要な経済指標
▼米国を中心とした株式市場
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼月末・月初要因
▼ベージュブック(地区連銀経済報告、3月2日公表)
▼中国の景気動向及び金融政策
▼米国の景気動向及び金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼米国の主要企業の決算
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3月1日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・3月入りでの最初の営業日 ・3月3日に、ECB理事会結果発表&総裁会見を控える |
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08:30 | 日)失業率 | × | 4.9% | 4.9% | |||||||
↑・有効求人倍率 | 0.58 | 0.57 | |||||||||
日)全世帯家計調査消費支出 | × | -1.4% | -3.3% | ||||||||
09:30 | 豪)第4四半期経常収支 | △ | -70.0億 | -78.3億 | |||||||
豪)小売売上高 | ◎ | +0.3% | +0.2% | ||||||||
10:00 | 中)製造業PMI | ◎ | 52.1 | 52.9 | |||||||
12:30 | 豪)RBA政策金利&声明発表 | ◎ | 4.75% 据え置き |
4.75% 据え置き |
|||||||
14:00 | 日)自動車販売台数 | × | - | -22.0% | |||||||
15:45 |
ス)第4四半期GDP [前期比/前年比] |
○ | +0.5% | +0.7% | |||||||
+2.7% | +3.0% | ||||||||||
16:00 |
英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比] |
△ | -0.2% | -0.1% | |||||||
-0.2% | -1.1% | ||||||||||
17:30 | ス)SVME購買部協会景気指数 | △ | 60.9 | 60.5 | |||||||
17:53 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 62.6 | 62.6 | |||||||
17:55 | 独)失業率 | ◎ | 7.4% | 7.4% | |||||||
↑・失業者数 | -1.8万人 | -1.3万人 | |||||||||
17:58 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 59.0 | 59.0 | |||||||
18:00 | 南ア)Naamsa自動車販売 | × | - | +18.6% | |||||||
18:28 | 英)製造業PMI | ◎ | 61.0 | 62.0 | |||||||
18:30 | 英)マネーサプライM4【確報値】 | × | - | -1.5% | |||||||
英)消費者信用残高 | × | +2億 | +2億 | ||||||||
英)住宅ローン承認件数 | × | 4.29万件 | 4.26万件 | ||||||||
19:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ○ | +2.4% | +2.4% | |||||||
欧)失業率 | ○ | 10.0% | 10.0% | ||||||||
23:00 | 加)BOC政策金利&声明発表 | ◎ | 1.00% 据え置き |
1.00% 据え置き |
|||||||
24:00 | 米)バーナンキFRB議長の証言 【半期金融政策報告 /上院銀行住宅都市委員】 |
SS | 要人発言 | ||||||||
米)建設支出 | C | -0.4% | -2.5% | ||||||||
米)ISM製造業景況指数 | S | 61.0 | 60.8 | ||||||||
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ドル売り・円買い方向への加速時に追随
ドル売り・ユーロ買い方向の継続・加速での追随
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
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