3月24日(木)■『米国の経済指標』と『NYダウの動向』、そして『欧州の信用不安』と『金融市場のリスク許容度の方向性』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NYダウの動向』、そして『欧州の信用不安』と『金融市場のリスク許容度の方向性』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)耐久財受注＆【除輸送用機器】」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「NZ)第4四半期GDP」
・「独)製造業PMI【速報値】」
・「独)サービス業PMI【速報値】」
・「欧)製造業PMI【速報値】」
・「欧)サービス業PMI【速報値】」
・「英)小売売上高＆【除自動車】」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「南ア)SARB政策金利＆声明発表」
・「EU首脳会談(24日・25日開催)」
・「福島原発・放射能漏れ問題」
・「中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心、軍事介入など)」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「ECBの金融政策への思惑(4月に利上げ観測)」
・「G7による協調介入実施及び介入警戒感」
・「金融市場のリスク許容度」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「東北地方太平洋沖地震での影響」
・「米国の景気動向及び金融政策(15日にFOMC明け)」
などの要因に注意。

★★★

本日はSARB政策金利＆声明発表が行われ、明日にかけてとEU首脳会談が開催される。

米国の経済指標は、週間新規失業保険申請件数と耐久財受注＆【除輸送用機器】がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

直近の為替相場は、引き続き、G7協調介入の実施及び警戒感や震災・原発問題による影響のほか、リビア情勢、欧州の信用不安、ECBの金融政策への思惑、米国の長期金利の動向などに敏感。

本日は、米国の経済指標のほか、諸々の要因による金融市場のリスク許容度の方向性に注視したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・06時45分：NZ)第4四半期GDP
→発表内容によるNZドルへの影響は非常に大きい

・17時28分：独)製造業PMI【速報値】
・17時28分：独)サービス業PMI【速報値】
・17時58分：欧)製造業PMI【速報値】
・17時58分：欧)サービス業PMI【速報値】
→発表内容によるユーロへの影響は比較的大きめ。ただ、発表直後を除けば恣意的な方向に動かされやすいか

・18時30分：英)小売売上高＆【除自動車】
→発表内容によるポンドへの影響は非常に大きい。要注目

・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分：米)耐久財受注＆【除輸送用機器】
→1つの時間に2種類の経済指標。結果も重要だが、恣意的に動かされやすいとみる。ドル円は引き続き方向感なしの可能性が高いため、ユーロドルに注視したい

・時間未定：南ア)SARB政策金利＆声明発表
→相場の気分次第


3月21日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G7による協調介入の実施とその影響
▼福島原発・放射能漏れ問題
▼ECBの金融政策への思惑(4月に利上げ観測)
▼金融市場のリスク許容度
▼中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心、軍事介入など)
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼米国の長期金利
▼主要経済指標
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼東北地方太平洋沖地震での影響
▼ユーロ圏財務相会合やEU首脳会談
▼金や原油などの商品市場
▼米国の景気動向及び金融政策(15日にFOMC明け)
▼中国の景気動向及び金融政策

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3月24日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・EU首脳会談(24日・25日開催)
06:45		NZ)第4四半期GDP [前期比/前年比]	◎	+0.1%	-0.2%
				+0.7%	+1.5%
08:00		豪)コンファレンスボード景気先行指数	△	-	+0.7%
08:50		日)貿易収支	△	+8973億	-4714億
09:30		豪)RBA金融安定報告	△	-	-
11:15		豪)エディRBA補佐官の発言	△	要人発言
17:28		独)製造業PMI【速報値】	○	62.0	62.7
		独)サービス業PMI【速報値】	○	58.4	58.6
17:58		欧)製造業PMI【速報値】	○	58.2	59.0
		欧)サービス業PMI【速報値】	○	56.3	56.8
18:00		英)デールMPC委員の発言	△	要人発言
18:30		英)小売売上高 [前月比/前年比]	◎	-0.5%	+1.9%
				+2.4%	+5.3%
		↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比]		-0.6%	+1.6%
				+2.4%	+5.3%
21:30		米)週間新規失業保険申請件数	AA	38.3万件	38.5万件
		米)耐久財受注	A	+1.2%	+2.7% (+3.2%)
		↑・耐久財受注【除輸送用機器】		+2.0%	-3.6% (-3.0%)
未定		南ア)SARB政策金利＆声明発表	○	5.50% 据え置き	5.50% 据え置き
26:00		ス)ダンシンSNB理事の発言	△	要人発言
		米)インフレ連動10年債入札(110億ドル)	BB	-	-
翌 07:30		NZ)ボラードRBNZ総裁の発言	○	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

見送り

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経済指標発表時の変動狙い。それ以外は、それぞれの市場での流れで臨機応変に

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