4月5日(火)■ユーロ圏と米国の利上げ観測』や『欧州の信用不安』、そして『リビア情勢』と『FOMC議事録公表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ユーロ圏と米国の利上げ観測』や『欧州の信用不安』、そして『リビア情勢』と『FOMC議事録公表』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)ISM非製造業景況指数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「豪)貿易収支」
・「英)サービス業PMI」
・「欧)小売売上高」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「米)バーナンキFRB議長の発言」
・「豪)RBA政策金利＆声明発表」
・「米)FOMC議事録公表（3月14日・15日開催分）」
・「ゴトオ日要因」
・「米国の金融政策(早期利上げ観測、本日にFOMC議事録公表)」
・「ECBの金融政策(4月7日のECB理事会で利上げ観測)」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「中東・北アフリカ情勢(リビア中心、軍事介入)」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「金融市場のリスク許容度」
・「金融当局者や要人による発言」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「福島原発・放射能漏れ問題」
・「G7協調介入」
・「東日本大震災による影響」
などの要因に注意。

★★★

5日のゴトオ日。

本日は、東京時間にバーナンキFRB議長の発言ほか、RBA政策金利＆声明発表が行われる。

米国の経済指標は、ISM非製造業景況指数がメイン。
経済指標以外でも、FOMC議事録公表（3月14日・15日開催分）に大きな注目が集まる。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

為替相場は、依然として、ECBの金融政策や米国の金融政策の他、リビア情勢、欧州の信用不安、原発問題が主な変動要因。

本日は、特に、バーナンキFRB議長の発言と米・ISM非製造業景況指数の発表の他、FOMC議事録（3月14日・15日開催分）の公表や7日にECB理事会結果発表を控えての思惑などに注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・08時15分：米)バーナンキFRB議長の発言
→言及次第も、米国の利上げ観測が高まっており、大きな反応のキッカケになりやすい

・10時30分：豪)貿易収支
→直後に金融政策結果発表を控えて

・13時30分：豪)RBA政策金利＆声明発表
→声明の内容次第で大きな反応に

・17時28分：英)サービス業PMI
→発表内容でのポンドへの影響は大きめ

・18時00分：欧)小売売上高
→反応は相場の気分次第か

・23時00分：米)ISM非製造業景況指数
・27時00分：米)FOMC議事録公表（3月14日・15日開催分）
→2つの時間に2種類のイベントが行われる。どちらの注目度も高いが、まずは、ISM非製造業での結果での反応に注視したい。FOMC議事録への反応はその内容次第か。


4月4日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計発表明けとなる点
▼米国の金融政策(早期利上げ観測、5日に3月14日・15日開催分のFOMC議事録を公表)
▼ECBの金融政策(4月7日のECB理事会で利上げ観測)
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼中東・北アフリカ情勢(リビア中心、軍事介入・他)
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼金融市場のリスク許容度
▼主要経済指標
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の長期金利の動向や金利差拡大観測
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼福島原発・放射能漏れ問題
▼金や原油などの商品市場
▼中国の景気動向及び金融政策
▼G7協調介入
▼東日本大震災による影響

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4月5日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・5日のゴトオ日 ・中国市場休場（清明節、3日・4日・5日） ・香港市場休場（清明節） ・ASEAN財務相会合(4日～8日開催)
08:15		米)バーナンキFRB議長の発言	AA	要人発言
10:30		豪)貿易収支	○	+12.00億	+18.75億
13:30		豪)RBA政策金利＆声明発表	◎	4.75% 据え置き	4.75% 据え置き
16:53		独)サービス業PMIl【確報値】	×	60.1	60.1
16:58		欧)サービス業PMI【確報値】	×	56.9	56.9
17:28		英)サービス業PMI	○	52.6	52.6
18:00		欧)小売売上高 [前月比/前年比]	○	+0.1%	+0.4%
				+0.6%	+0.7%
22:00		欧)ユンケル：ユーログループ議長の発言	△	要人発言
23:00		米)ISM非製造業景況指数	S	59.5	59.7
25:15		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の発言	B	要人発言
26:00		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁 の発言	B	要人発言
27:00		米)FOMC議事録公表 （3月14日・15日開催分）	AA	-	-
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

米・ISM非製造業発表での変動狙いがメイン

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