本日の為替相場の焦点は、『ユーロ買い・円売り・ドル売りの傾向の継続』と『ユーロ圏と米国の利上げ期待』、そして『金融市場のリスク許容度』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)輸入物価指数」
・「米)貿易収支」
・「米)財政収支」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「英)貿易収支」
・「英)消費者物価指数&【コア】」
・「独)ZEW景況感調査」
・「欧)ZEW景況感調査」
・「加)貿易収支」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「日)BOJ議事録(3月14日開催分)」
・「NZ)イングリッシュNZ財務相の発言」
・「加)BOC政策金利&声明発表」
・「今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(12日・3年債、13日・10年債、14日・30年債)」
・「米国の金融政策(早期利上げ期待)」
・「ECBの金融政策(追加利上げ期待)」
・「ユーロ買い・円売り・ドル売りの傾向」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「リビア情勢」
・「金融市場のリスク許容度」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「福島原発・放射能漏れ問題」
・「G7協調介入」
・「東日本大震災による影響」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「日・米の金利差拡大観測(円キャリートレードなどにも)」
などの要因に注意。
★★★
本日は、「BOJ議事録(3月14日開催分)」と「BOC政策金利&声明発表」が行われる。
米国の経済指標は、「輸入物価指数」と「貿易収支」がメイン。
その他、「財政収支」も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、今週相次ぐ米国の主要企業の決算は株式市場の、米国の長期国債の入札は長期金利の変動要因となる。
為替相場は、依然として、ECBの追加利上げ観測とFRBの早期利上げ観測を中心に、リビア情勢や欧州の信用不安が主な変動要因。
本日は、特に、週明けの昨日の金融市場が調整主体となったことから、先週の傾向であるユーロ買い・円売り・ドル売りの流れが継続するのかどうかに注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時50分:日)BOJ議事録(3月14日開催分)
→反応は限定的か
・09時00分:NZ)イングリッシュNZ財務相の発言
→言及次第
・17時30分:英)貿易収支
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
→ポンド変動のキッカケとして注視
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
→発表内容でのユーロへの影響は非常に大きい。今週の相場が動き出すキッカケにも
・21時30分:加)貿易収支
・21時30分:米)輸入物価指数
・21時30分:米)貿易収支
→内容及びキッカケとして注視。発表直後の変動よりも、その後の恣意的な流れを上手く捉えたいところ
・22時00分:加)BOC政策金利&声明発表
→声明での言及次第で大きな変動も
・27時00分:米)財政収支
→時間的にも反応は限定的か
4月11日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の金融政策(早期利上げ期待)
▼ECBの金融政策(追加利上げ期待)
▼ユーロ買い・円売り・ドル売りの傾向
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼リビア情勢
▼金融市場のリスク許容度
▼主要経済指標
▼米国の長期金利の動向
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(12日・3年債、13日・10年債、14日・30年債)
▼金や原油などの商品市場
▼福島原発・放射能漏れ問題
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算
▼G20・G7財務相・中央銀行総裁会議
▼G7協調介入
▼東日本大震災による影響
▼中国の景気動向及び金融政策
▼日・米の金利差拡大観測(円キャリートレードなどにも)
▼4月26日・27日に次回FOMC開催を控える点
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4月12日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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- | ||||||||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 | △ | -24% | -26% | ||||||||||
08:50 | 日)マネーストックM2+CD | × | +2.5% | +2.4% | ||||||||||
日)BOJ議事録(3月14日開催分) | ○ | - | - | |||||||||||
09:00 | NZ)イングリッシュNZ財務相の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
10:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | -2 | ||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +14 | ||||||||||||
15:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
× | +0.5% | +0.5% | ||||||||||
+2.1% | +2.1% | |||||||||||||
日)工作機械受注【速報値】 | × | - | +73.9% | |||||||||||
17:30 | 英)DCLG住宅価格 | × | +0.1% | +0.5% | ||||||||||
英)貿易収支 | ○ | -80.00億 | -70.57億 | |||||||||||
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.6% | +0.7% | |||||||||||
+4.4% | +4.4% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 | +3.3% | +3.4% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.6% | +1.0% | |||||||||||
+5.5% | +5.5% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】 | +5.5% | +5.5% | ||||||||||||
18:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | +11.3 | +14.1 | ||||||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | - | +31.0 | |||||||||||
19:15 | 米)ダドリーNY連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
20:40 | 欧)シュタルクECB理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
+2.0% | +1.9% | |||||||||||||
加)貿易収支 | ○ | +5億 | +1億 | |||||||||||
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
BB | +2.2% | +1.4% | |||||||||||
+8.6% | +6.9% | |||||||||||||
米)貿易収支 | A | -440億 | -463億 | |||||||||||
22:00 | 加)BOC政策金利&声明発表 | ◎ | 1.00% 据え置き |
1.00% 据え置き |
||||||||||
22:15 | 米)ホーニグ:カンザスシティ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)IBD/TIPP景気楽観度指数 | C | 45.7 | 43.0 | ||||||||||
26:00 | 米)3年債入札(320億ドル) | BB | - | - | ||||||||||
27:00 | 米)財政収支 | BB | -1890億 | -2225億 | ||||||||||
27:45 | 米)タルーロFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
27:50 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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今週の動向見極め
引き続き、ロングヨリで、上昇追随&押し目見極め
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)