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田向宏行
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

原油価格は高値に貼りつき状態、
お陰でユーロ売りもなかなか苦戦する

2011年05月11日(水)18:05公開 (2011年05月11日(水)18:05更新)
持田有紀子

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 昨日の私はユーロ円を売り気で、まったく意欲満々だった。東京時間のうちに一度だけ115円を割り込んで、欧州時間の始まりとともに再び114円台に差し込んだ。私は思い腰を上げて、ようやく114.88でショートを見て、さらにやる気になっていた。しかし突っ込んだのはそこから10ポイントくらいで、すぐにメクリにあってしまった。

 欧州市場がスタートすると、ユーロ円は115円台まで戻ってきてしまった。そもそもユーロドルについても、昼間の高値を越えて来ている。まったく不愉快な値動きである。ユーロの値動きについて、一緒に注意しておかねばならないのは、コモディティの動きである。しかしそもそもアジア時間から原油などのコモディティも戻し基調にあったし、そのうえ、株価も堅調であった。

 こういう状況では、リスクテーク方向に動き出すことも予想される事態ではあった。それでも株やコモディティといったリスク資産が反転・下落に向かう可能性も捨てきれないので、私はユーロ円をまたどこかで売りたいなと思いながら、まったく手が出ないままに夜を迎えた。

 ニューヨーク市場では米国株が堅調に推移したので、クロス円が下がる局面は訪れなかった。そのまま115円のローを攻めることもなく、116円台に乗せてしっかり。経済イベントもないということなので、私は次の日に期待することにして、あきらめて何もしなかった。

 そして本日の早朝であるが、米国株の上昇をうけてか、日本勢を中心とする短期筋の円売りが先行した。ドル円は81円台にまで戻し切ったのだが、先週の戻りの節目であった81.20を超えられず。日本株の上昇も一服したことで、マーケットは全体的に利食いのポジション調整モードに入っている。

 昼間に中国の経済指標が出たが、インフレ指標はほぼ予想通りで、生産指標は悪いものが目立った。これをこの後、どのように消化していくかが見ものだが、欧州時間に入り口ではとにかくユーロ円のショートを作りたいと思っていた。これは株価の調整を期待してのことだ。

 116円台ミドルで推移していたので、ちょびっとだけ売ってみたりしたが、115円台割れを見たのの束の間、また116円台に戻ってきた(悲)。ロスカットはアゲインスト10ポイントくらいのつもりなので、116.55に置いてある。


 それにしても、今週に入ってから、どうも原油価格は堅調で、これには気をつけるべきであろう。これが102ドルアッパーで推移しているならば、リスク許容度が増していることで、ますますリスクテークになると思われる。

 株価も原油価格も高値にはりついた状態なので、クロス円の売りにはあまり良い状況ではない。リスク回避の方向へベットするのは、原油が101ドル台にまで下落してからのほうが安全策ではあるのだが…。まあ、持っていないのも寂しいし。


日本時間 18時00分

 


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