5月18日(水)■『欧州の債務不安での影響』と『金融市場のリスク許容度による流れ』、そして『FOMC議事録の公表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務不安での影響』と『金融市場のリスク許容度による流れ』、そして『FOMC議事録の公表』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いもの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・NZ)第1四半期生産者物価指数
・英)失業率＆失業保険申請件数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・英)BOE議事録公表(5月4日・5日開催分)
・米)FOMC議事録公表(4月26日・27日開催分)
・米国の主要企業決算発表(※変更の可能性あり)→ヒューレット・パッカード、他
・米国が週間原油在庫を公表
・欧州の財政・金融・信用不安(ここ数週間、ギリシャ債務問題で大きく反応中)
・金融市場のリスク許容度(先週、リスク回避の流れが加速した)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・ECBの金融政策への思惑
・米国の金融政策への思惑(本日に、FOMC議事録が公表)
・為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
・金融当局者や要人による発言
・大手ヘッジファンドの決算期である点
などの要因に注意。

★★★

本日は、BOE議事録公表(5月4日・5日開催分)とFOMC議事録公表(4月26日・27日開催分)が行われる。
更には、米国の週間原油在庫の公表もあり。

米国の経済指標は、注目度の高いものの発表はない。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

金融市場は先週からリスク回避の流れが加速し、株式市場が大きく調整、欧州通貨や資源国通貨が売られ、円やドルが買われる展開となっている。

本日は、引き続き、欧州の債務不安での影響や金融市場のリスク許容度による方向性が重要となる。
また、4月26日・27日開催分のFOMC議事録が公表される点に注視したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・07時45分：NZ)第1四半期生産者物価指数
→発表でのNZドルの影響はまずまず

・17時30分：英)BOE議事録公表(5月4日・5日開催分)
→内容次第も、金融政策への思惑で大きく動くキッカケになりやすい

・17時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
→内容でのポンドへの影響は非常に大きい。大きな流れになりやすく、その影響も長めになりやすい

・27時00分：米)FOMC議事録公表(4月26日・27日開催分)
→内容次第も、何らかの思惑で大きく動くキッカケになる可能性が高いため要注意


5月16日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼欧州の財政・金融・信用不安(ここ数週間、ギリシャ債務問題で大きく反応中)
▼金融市場のリスク許容度(先週、リスク回避の流れが加速した)
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼金や原油などの商品市場
▼ECBの金融政策への思惑
▼主要経済指標(米国中心)
▼米国の金融政策への思惑(5月18日にFOMC議事録が公表)
▼米国の長期金利の動向
▼為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
▼金融当局者や要人による発言
▼大手ヘッジファンドの決算期である点
▼中東・北アフリカ問題
▼米国の主要企業の決算発表
▼中国の景気動向及び金融政策

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5月18日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・米国の主要企業決算発表(※変更の可能性あり)→ヒューレット・パッカード、他
07:45		NZ)第1四半期生産者物価指数	○	-	+0.2%
08:50		日)第三次産業活動指数	△	-5.8%	+0.8%
09:30		豪)ウェストパック消費者信頼感	△	-	+1.2%
10:30		豪)第1四半期賃金コスト指数 [前期比/前年比]	△	+1.1%	+1.0%
				+4.0%	+3.9%
16:00		欧)シュタルクECB理事の発言	△	要人発言
		欧)ビーニ・スマギECB理事の発言	△	要人発言
16:30		欧)アルムニア欧州委員の発言	△	要人発言
17:30		英)BOE議事録公表 (5月4日・5日開催分)	◎	-	-
		英)失業率	◎	4.5%	4.5%
		↑・失業保険申請件数		±0.0万件	+0.07万件
18:00		欧)建設支出 [前月比/前年比]	×	-	-0.7%
				-	+3.5%
21:30		加)景気先行指数	△	+0.6%	+0.8%
		加)卸売売上高	△	+1.2%	-0.6%
23:30		米)週間原油在庫	BB	-	+378万
26:30		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の発言	B	要人発言
27:00		米)FOMC議事録公表 (4月26日・27日開催分)	S	-	-
翌 08:00		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

基本見送り

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基本見送りも、流れの発生次第で

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