5月19日(木)■FOMC議事録公表明け。『欧州の債務不安での影響』と『金融市場のリスク許容度による流れ』、そして『米国の経済指標の発表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務不安での影響』と『金融市場のリスク許容度による流れ』、そして『米国の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標は、
・米)週間新規失業保険申請件数
・米)中古住宅販売件数
・米)フィラデルフィア連銀景況指数
・米)景気先行指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・日)第1四半期GDP【一次速報】
・英)小売売上高＆【除自動車】
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・欧)トリシェECB総裁の発言
・加)BOC金融政策レポート
・加)カーニーBOC総裁の発言
・米国の10年インフレ連動債入札
・FOMC議事録(4月26日・27日開催分)公表明け
・米国の主要企業決算発表
・欧州の財政・金融・信用不安(ここ数週間、ギリシャ債務問題で大きく反応中)
・金融市場のリスク許容度(先週、リスク回避の流れが加速した)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・ECBの金融政策への思惑
・米国の金融政策への思惑(昨日に、FOMC議事録が公表された)
・為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
・金融当局者や要人による発言
・大手ヘッジファンドの決算期である点
などの要因に注意。

★★★

FOMC議事録公表明け。
本日は、BOC金融政策レポートが発表される。
更には、米国の10年インフレ連動債入札もあり。

米国の経済指標は、週間新規失業保険申請件数と中古住宅販売件数、フィラデルフィア連銀景況指数、景気先行指数に大きな注目が集まる。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

金融市場は先週からリスク回避の流れが加速し、株式市場や商品市場大きく調整、欧州通貨や資源国通貨が売られ、円やドルが買われる展開となっている。
ただ、昨日の相場では、株式市場や商品市場が反発上昇しており、今後の動向には注意が必要。

本日は、引き続き、欧州の債務不安での影響や金融市場のリスク許容度による方向性が重要となる。
また、注目度の高い米国の経済指標が複数予定されている点にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・08時50分：日)第1四半期GDP【一次速報】
→発表内容での影響は大きめ

・17時30分：英)小売売上高＆【除自動車】
→発表内容でのポンドへの影響は非常に大きい

・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・23時00分：米)中古住宅販売件数
・23時00分：米)フィラデルフィア連銀景況指数
・23時00分：米)景気先行指数
→2つの時間に4種類の経済指標。どれも注目度が高く、変動要因となりやすい

・22時00分：欧)トリシェECB総裁の発言
→言及次第

・23時30分：加)BOC金融政策レポート
・23時45分：加)カーニーBOC総裁の発言
→言及次第


5月16日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼欧州の財政・金融・信用不安(ここ数週間、ギリシャ債務問題で大きく反応中)
▼金融市場のリスク許容度(先週、リスク回避の流れが加速した)
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼金や原油などの商品市場
▼ECBの金融政策への思惑
▼主要経済指標(米国中心)
▼米国の金融政策への思惑(5月18日にFOMC議事録が公表)
▼米国の長期金利の動向
▼為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
▼金融当局者や要人による発言
▼大手ヘッジファンドの決算期である点
▼中東・北アフリカ問題
▼米国の主要企業の決算発表
▼中国の景気動向及び金融政策

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5月19日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・米国の主要企業決算発表
08:00		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言	B	要人発言
08:01		英)ネーションワイド消費者信頼感	△	46	44
08:50		日)第1四半期GDP【一次速報】 [前期比/前期比年率]	◎	-0.5%	-0.3%
				-2.0%	-1.3%
		↑・名目GDP【一次速報】		-0.8%	-0.7%
		↑・GDPデフレーター【一次速報】		-1.9%	-1.6%
10:00		NZ)ANZ消費者信頼感指数	×	-	101.4
13:30		日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比]	×	-	-15.3%
				-	-12.9%
16:30		欧)レーン欧州委員の発言	△	要人発言
17:00		英)タッカーBOE副総裁の発言	△	要人発言
17:30		英)小売売上高 [前月比/前年比]	◎	+0.8%	+0.2%
				+2.5%	+1.3%
		↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比]		+0.8%	+0.2%
				+2.2%	+0.9%
19:00		英)CBI製造業受注指数	△	-9	-11
20:20		英)ビーンBOE副総裁の発言	○	要人発言
21:30		米)週間新規失業保険申請件数	AA	42.0万件	43.4万件
		米)ダドリーNY連銀総裁の発言	B	要人発言
22:00		欧)トリシェECB総裁の発言	○	要人発言
		欧)トゥンペル・グゲレルECB理事の発言	△	要人発言
23:00		米)中古住宅販売件数	AA	520万件	510万件
		米)フィラデルフィア連銀景況指数	AA	+20.0	+18.5
		米)景気先行指数	AA	+0.1%	+0.4%
23:30		加)BOC金融政策レポート	○	-	-
23:45		加)カーニーBOC総裁の発言	○	要人発言
25:00		米)ダドリーNY連銀総裁の発言	B	要人発言
26:00		米)10年インフレ連動債入札	BB	110億ドル
26:30		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の発言	B	要人発言
26:40		米)エバンズ：シカゴ連銀総裁の発言	B	要人発言
28:30		NZ)イングリッシュNZ財務相の発言	○	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

ロングヨリ

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レンジ内逆張りとレンジブレイク時の追随で

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