5月20日(金)■『欧州の債務不安での影響』と『金融市場のリスク許容度による流れ』、そして『ゴトオ日＆週末要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務不安での影響』と『金融市場のリスク許容度による流れ』、そして『ゴトオ日＆週末要因』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・加)消費者物価指数＆【コア】
・加)小売売上高＆【除自動車】
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・日)BOJ政策金利＆声明発表＆総裁会見
・週末要因
・ゴトオ日要因
・米国の主要企業決算発表
・金融市場のリスク許容度(先週、リスク回避の流れが加速した)
・欧州の財政・金融・信用不安(ここ数週間、ギリシャ債務問題で大きく反応中)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・ECBの金融政策への思惑
・米国の金融政策への思惑(今週に、FOMC議事録を公表済み)
・為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
・金融当局者や要人による発言
・大手ヘッジファンドの決算期である点
などの要因に注意。

★★★

週末金曜日で、20日のゴトオ日。
本日は、BOJ政策金利＆声明発表＆総裁会見が行われる。

注目に値する米国の経済指標の発表はない。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

金融市場は先週からリスク回避の流れが加速し、株式市場や商品市場大きく調整、欧州通貨や資源国通貨が売られ、円やドルが買われる流れが進んだ。
ただ、今週後半からは、株式市場や商品市場が反発上昇し、リスク回避の流れの巻き戻しも発生している。

本日は、引き続き、欧州の債務不安での影響や金融市場のリスク許容度による方向性が重要。
また、ゴトオ日であることや週末要因にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・正午過ぎ：日)BOJ政策金利＆声明発表
・15時30分：日)白川日銀総裁の記者会見
→注目度はそれなりだが、反応は限定的か

・20時00分：加)消費者物価指数＆【コア】
・21時30分：加)小売売上高＆【除自動車】
→発表内容でのカナダドルへの影響はカナリ大きい

※本日は『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→注目に値する米国の経済指標がない、週末＆ゴトオ日で、どうなるか。ロンドンフィキシングや週末クローズに向けた流れに注視したい


5月16日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼欧州の財政・金融・信用不安(ここ数週間、ギリシャ債務問題で大きく反応中)
▼金融市場のリスク許容度(先週、リスク回避の流れが加速した)
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼金や原油などの商品市場
▼ECBの金融政策への思惑
▼主要経済指標(米国中心)
▼米国の金融政策への思惑(5月18日にFOMC議事録が公表)
▼米国の長期金利の動向
▼為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
▼金融当局者や要人による発言
▼大手ヘッジファンドの決算期である点
▼中東・北アフリカ問題
▼米国の主要企業の決算発表
▼中国の景気動向及び金融政策

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5月20日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週末金曜日 ・20日のゴトオ日 ・米国の主要企業決算発表
正午 過ぎ		日)BOJ政策金利＆声明発表	◎	0.10% 据え置き	0.10% 据え置き
13:30		日)全産業活動指数	×	-6.1%	+0.7%
15:00		独)生産者物価指数 [前月比/前年比]	△	+0.6%	+0.4%
				+6.0%	+6.2%
15:30		日)白川日銀総裁の記者会見	◎	要人発言
17:00		欧)経常収支	×	-	-72億
20:00		加)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	+0.5%	+1.1%
				+3.4%	+3.3%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	+0.7%
				+1.6%	+1.7%
21:00		米)ダドリーNY連銀総裁の発言	B	要人発言
21:30		加)小売売上高	◎	+0.9%	+0.4%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.8%	+0.7%
22:40		ス)ダンシンSNB理事の発言	△	要人発言
23:00		欧)消費者信頼感【速報値】	×	-12.0	-11.6
-		米)特になし	-	-	-
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

基本ロングヨリで、レンジを見極めてレンジで

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ロンドンフィキシングや週末クローズに向けた大きめの流れを

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