昨日はアメリカの連休明けであった。ダイナミックな動きはニューヨーク市場までは起こらないだろうとの想像がついていた。私はアジア時間から欧州時間にかけては、なにがしらのレンジ取引に徹しようと思った。ドル円でもいいのだが、いかんせん、ここ最近のドル円では値幅がない。
そこでユーロ円かユーロドルということになるのだが、ちょうどユーロ円が117円台のミドルという売りやすいレベルにあったことと、それまでの日中の高値が117.61近辺だったのでストップ注文の置き場所が明確で、さらにストップがついて損を出しても少なくて済むということで、まずはユーロ円を@117.42でショートにした。レンジ取引が続くと思っていたので、リスクと見合うリターンという意味でも狙うべき利幅は30ポイントも取れればよい。
一方でユーロドルだが、前日の1.45台を攻め込んでいたときよりも100ポイントほどレベルダウンしている。アジア時間に1.44台にまで落ち込んでいたユーロドルだが、1.4450から1.4500のどちらも明確にブレークすることなく、これまた行ったり来たりのレンジ相場を形成している。私は1.4500の手前で売ろうと思っていたら、あっさりと売れた。そして1.4450のちょっと手前で買い戻すことを何度か繰り返すことが出来た。
ニューヨーク市場に移ってもユーロ円はまったく下がらずで、117円台をキープ。私のユーロドルのポジションがなくなったので、早めに寝てニューヨーククローズで勝負することにした。ドル円が根強く81円台にステイしているのが気になるところだが、ユーロ円のストップ@117.65がついたら仕方がないとあきらめよう!
昨晩は早めに目覚めたのだが、真夜中の3時だった。まだ暗い~。最近は4時くらいに明るくなるので、だいたいの時間がわかる。PCの画面を見たら、ユーロドルは同じレンジの中でやっているし、ユーロ円も117円台だ。何も動いていないのだなと思っていたら、いきなりユーロドルが下がり出した。1.4450を割り込んできたので、私はとりあえず売ってみた。何が起こったのかと調べたら、ポルトガルが格下げされたようだ。
ユーロドルは確かに下がったが、トータルで100ポイントもゆるんでいない。格下げされても、またユーロが買い戻されるという繰り返しの1年だったので、だれも新鮮味が感じることが出来ず、積極的にユーロショートには振って行かないのだろう。
私もユーロドルが1.43台をちょろっとつけたところで、すぐに買い戻し体制に入った。もう二度と押し目はなかったので、私はバリューデートが変わるまえにユーロドルは買い戻した。ユーロドルに関しては取れたのは20ポイント程度。悪材料が出たのに走らないユーロに対して、ちょっと不愉快だ。私はユーロ円が116円台に入っていたのを幸いに、こちらもクローズ。
今晩はISMの非製造業が出る。先週の金曜日に製造業のほうが発表された後に、相場が大きく動いたことは記憶に新しい。経済データの結果がどうあれ、相場は動きたがっているようだ。毎週、起こっていることだが、ユーロドルは前週末の引け味の反対を試すことが続いているので、今週はユーロドルが下がるほうにかけてみたい。
しかし売りたい時には戻りなしで、欧州時間に入って昨日の安値も下回って1.43台ミドルにまであっさりと落ち込んでしまった。ただユーロ円などクロス円はしっかりしているので、ここから突っ込み売りする気にはなれないでいる。今は様子見するしかないなぁ。
日本時間 18時50分
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