本日の為替相場の焦点は、『米国の雇用統計発表明けでの影響』と『金融市場のリスク許容度による流れ』、そして『欧州の財政・金融・信用不安での動向』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・加)住宅着工件数
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・週明け要因
・米国の雇用統計発表明けとなる点
・ユーロ財務相会合(11・12日開催)
・米国の主要企業の決算発表→アルコア、他
・明日に、FOMC議事録(6月21・22日開催分)公表を控える点
・欧州銀行のストレステスト結果公表(13日予定)を控える点
・13・14日に、FRB議長による半年に1度の議会証言(半期金融政策報告)を控える点
・欧州の財政・金融・信用不安(ギリシャの財政不安が中心)
・金融市場のリスク許容度(株式市場が主動)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・ECBの金融政策への思惑(今後の金融政策やインフレ動向)
・金融当局者や要人による発言
・中国の景気動向及び金融政策
などの要因に注意。
★★★
週明け月曜日で、米国の雇用統計発表明け。
本日から明日にかけて、ユーロ財務相会合が行われる。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
主要企業や大手金融機関の決算発表は株式市場の、長期国債の入札結果は長期金利の変動要因。
ここ最近の為替相場は、ギリシャの財政不安と金融市場のリスク許容度などを主要因にドルやユーロが大きく上下している。
また、先週の相場では、ECB金融政策結果発表後のトリシェ総裁の会見や米国の雇用統計発表で大きく動いた。
週明けの本日は、まず最初に米国の雇用統計発表明けでの影響に注意しながら、引き続き欧州の財政・金融・信用不安での動向と金融市場のリスク許容度による流れに注目したい。
また、明日にFOMC議事録(6月21・22日開催分)公表を控える点や、13日に欧州銀行のストレステスト結果公表(予定)を控える点、13・14日にFRB議長による半年に1度の議会証言(半期金融政策報告)を控える点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・21時15分:加)住宅着工件数
→発表でのカナダドルの変動はまずまず
※本日は『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→米国の雇用統計発表明けでどういう方向性が出るか。今週、イベントが多数あるため各々への思惑にも注意
7月11日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計発表明けとなる点
▼今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表
▼FRB議長による半年に1度の議会証言(半期金融政策報告、13・14日に実施)
▼欧州銀行のストレステスト結果公表(13日予定)絡みでの影響
▼FOMC議事録(6月21・22日開催分)の公表
▼欧州の財政・金融・信用不安(ギリシャの財政不安が中心)
▼金融市場のリスク許容度(株式市場が主動)
▼主要国の株式市場の動向(米国中心)
▼主要経済指標の発表(米国中心)
▼ECBの金融政策への思惑(今後の金融政策やインフレ動向)
▼米国の長期金利の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼中国の景気動向及び金融政策
▼米国の金融政策への思惑
▼金や原油などの商品市場
▼為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
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7月11日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け ・米国の雇用統計発表明け ・ユーロ財務相会合(11・12日開催) ・米国の主要企業の決算発表→アルコア、他 |
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08:50 | 日)マネーストックM2 | × | +2.7% | +2.7% | ||||||||||
10:30 | 豪)住宅ローン許可件数 | △ | +4.5% | +4.8% | ||||||||||
14:00 | 日)消費者態度指数 | × | 35.5 | 34.2 | ||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【速報値】 | × | - | +34.0% | ||||||||||
15:45 | 仏)鉱工業生産 | △ | +0.5% | -0.3% | ||||||||||
20:15 | 独)メルケル独首相の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 18.50万件 | 18.36万件 | ||||||||||
- | 米)特になし | - | - | - | ||||||||||
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米・雇用統計発表明けでの方向性が重要。まずは下ヨリか
NY市場以降の流れで。どちらかと言えば、ユーロが売られやすいか
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