昨日の為替相場ではユーロの強さが際立った。大きくユーロドルが上昇したというわけでもないが、まったく下がらないのだ。わたしも夕方からちょこちょこと売ってみたりはしていたのだが、5ポイントや10ポイントはフェイバーになるものの、すぐに20ポイントほども持っていかれてしまう。これが3回も続いてしまった。前日とまさに同じパターンだ(^^;)。
これでは、まったくやる気がうせてしまう。よほど21日のEU首脳会談によるギリシャ救済が進むとでも本当に思っているのだろうか。毎回、会合の前にはユーロは強くなるのだが、実際にそのイベントが終わってみると、かなりきつい下落局面を迎えるということを繰り返ししている感じなのだが…。
ニューヨーク市場では中古住宅販売のデータが出た。前日の新築住宅の結果とは反対に、予想を下回ることとなった。為替相場としてはドル売りモードに入ってしまい、リスク回避の観点からのユーロ円の売りなどは激しく出て来なかった、まあ、米国株がそれほども落ちていないので、回避すべきリスクがないと言ったほうが正しいのかも。
ドル円は欧州時間で78円台に突入してからは、いちども79円台に戻らなかった。もうちょっと買いものが出てくると思ったが、78円台になると売りものが多くなるようだ。ドル円については78円台ミドルで拾ってみてはいるが、あまりフェーバーな感じには一度もならなかった。しかしロスカット(@78.40)も来ないので、そのまま持ち越した。
本日は東京オープン前にユーロドルが一段高。昨日の高値を抜けてきたのでストップロスが招いた事態だといえなくもない。ユーロドルはそのまま高値ゾーンで張り付いての微妙な値動きが続いている。やはり欧州のギリシャ問題の対策が出てくるまでは動けないということだろう。
ちなみにニューヨーククローズ後に出てきたインテルの決算発表は好結果に終わった。しかしガイダンスのなかで今年の販売見通しが下方修正されていたので、株価の伸びは今ひとつとなっている。
グローベックスのなかでは下方修正を悲観して大きく売り込まれたり、すでに過去のものではあるが決算内容を好感した買い上げも出て、上へ下への激しい値動きとなっている。ただおおむねニューヨーククローズの値段を中心にしてのビヘイビアになっているので、為替相場には大きな影響が出ていないというのが実情だ。
今晩は米企業決算のヤマ場である。米国株のオープン前、クローズ後と、多少バタバタするので注意する必要がある。また最近の傾向としてセンチメント系の指標が悪いものが続いているだけに、23時のフィリー指数には関心が集まっている。ともかくもEUの首脳会議の結果を待ちたい。
フランスとドイツで新提案を出しそうだという観測もあるが、前向きなものであれば当然のごとく、すでに表に出てきているはずであり、問題対処が困難であるだけに結局はいつもの単なるガス抜きに終わってしまう可能性も高い。
欧州時間に入ってからは、ギリシャ債務の選択的なデフォルトもというユンカー議長の発言や、保証を検討しているという報道など、いろいろ交錯している。私としては、やはりここはしつこくユーロショートで入ってみたい。
日本時間 18時30分
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