本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『欧州の債務問題』、そして『米国の経済指標の発表』と『来週にFOMCを控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・米)週間新規失業保険申請件数
・米)消費者物価指数&【コア】
・米)NY連銀製造業景気指数
・米)第2四半期経常収支
・米)鉱工業生産
・米)フィラデルフィア連銀景況指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・英)小売売上高&【除自動車】
・欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・ス)SNB政策金利&声明発表
・米)バーナンキFRB議長の発言
・欧)トリシェECB総裁の発言
・ゴトオ日要因
・ECB月例報告
・ユーロ圏財務相会議(明日に、EU財務相会議を控える)
・来週に、FOMCを控える点
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・米国の債務問題
・欧州の債務問題
・米国の景気先行き
・欧州の景気先行き
・米国の金融政策(追加金融緩和策実施への思惑)
・欧州の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感
などの要因に注意。
★★★
本日は、RBNZ政策金利&声明発表とSNB政策金利&声明発表が行われる。
米国の経済指標は、非常に多くのものが発表され、その注目度も影響度も高い。
中でも、週間新規失業保険申請件数や消費者物価指数&【コア】、フィラデルフィア連銀景況指数がメインとなりやすい。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
ここ最近の為替相場は、金融市場のリスク許容度や欧州の債務問題、そして欧州及び米国の景気先行き懸念、米国の追加金融緩和策実施への思惑などを主要因に大きめに上下している。
本日は、引き続いて、金融市場のリスク許容度や欧州の債務問題での方向性に注視したい。
また、本日も注目度の高い米国の経済指標の発表を複数控えており、その発表での変動も重要となる。
来週にはFOMCを控える。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・06時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
→今後の金融政策や景気先行きへの思惑が噴出しやすく、変動要因となりやすい
・16時30分:ス)SNB政策金利&声明発表
→今後の金融政策や景気先行きへの思惑が噴出しやすく、変動要因となりやすい
・17時30分:英)小売売上高&【除自動車】
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・18時00分:欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
→ユーロの変動のキッカケとして
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・21時30分:米)第2四半期経常収支
・21時45分:米)バーナンキFRB議長の発言
・22時15分:米)鉱工業生産
・23時00分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
→3つの時間に6種類の経済指標。注目度の高いものが多く、数も多いため、その変動には注視。欧米の株式市場の動向も重要
・27時00分:欧)トリシェECB総裁の発言
→言及次第
9月12日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G7財務相・中央銀行総裁会合明けとなる点
▼EUやユーロによる財務相会合
▼今週相次ぐ、米国の長期国債の入札
▼金融市場のリスク許容度
▼主要な株式市場
▼主要な経済指標の発表
▼米国の債務問題
▼欧州の債務問題
▼米国の景気先行き
▼欧州の景気先行き
▼来週に、FOMCを控える点
▼米国の金融政策
▼欧州の金融政策
▼米国の長期金利
▼金融当局者や要人による発言
▼日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感
▼中国の景気先行き
▼金や原油などの商品市場
【ヒロセ通商】通常5000円+乗り換え2000円に加えて、ザイFX!限定4000円!
9月15日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
|||||||||||
・15日ゴトオ日 ・ユーロ圏財務相会議 |
||||||||||||||
06:00 | NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
2.50% 据え置き |
||||||||||
07:30 | NZ)企業景況感 | × | - | 53.2 | ||||||||||
10:10 | NZ)ボラードRBNZ総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
10:30 |
豪)新車販売台数 [前月比/前年比] |
△ | - | +8.6% | ||||||||||
- | +0.9% | |||||||||||||
15:30 | 欧)アルムニア欧州委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
16:00 | 欧)ビーニ・スマギECB理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
16:15 |
ス)第2四半期鉱工業生産 [前期比/前年比] |
△ | +3.0% | -9.2% | ||||||||||
+2.7% | +5.0% | |||||||||||||
16:30 | ス)SNB政策金利&声明発表 | ◎ | 0.00% 据え置き |
引き下げ 0.00% |
||||||||||
17:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | ||||||||||
17:30 |
英)小売売上高 [前月比/前年比] |
◎ | -0.3% | +0.2% | ||||||||||
-0.1% | ±0.0% | |||||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比] |
-0.2% | +0.2% | ||||||||||||
-0.2% | -0.2% | |||||||||||||
18:00 |
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | -0.6% | ||||||||||
+2.5% | +2.5% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +1.2% | +1.2% | ||||||||||||
21:30 | 加)製造業出荷 | × | +1.4% | -1.5% | ||||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | AA | 41.1万件 | 41.4万件 | |||||||||||
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | +0.2% | +0.5% | |||||||||||
+3.6% | +3.6% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.2% | ||||||||||||
+1.9% | +1.8% | |||||||||||||
米)NY連銀製造業景気指数 | A | -4.00 | -7.72 | |||||||||||
米)第2四半期経常収支 | BB | -1224億 | -1193億 | |||||||||||
21:45 | 米)バーナンキFRB議長の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
22:15 | 米)鉱工業生産 | A | ±0.0% | +0.9% | ||||||||||
米)設備稼働率 | B | 77.5% | 77.5% | |||||||||||
23:00 | 米)フィラデルフィア連銀景況指数 | S | -15.0 | -30.7 | ||||||||||
25:00 | 欧)バルニエ欧州委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
25:30 | 欧)シュタルクECB理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
26:45 | 米)タルーロFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 欧)トリシェECB総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
|
米国の経済指標の発表による変動狙いがメイン。日々の方向性を重視
米国の経済指標の発表による変動狙いがメイン。日々の方向性を重視
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)