本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『欧州の債務問題』、そして『米・経済指標の発表』及び『来週にFOMCを控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
・米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
注目度の高いものは特にない。
経済指標以外では、
・週末要因
・EU財務相会議が開催(16日・17日開催)
・来週に、FOMCを控える点
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・米国の債務問題
・欧州の債務問題
・米国の景気先行き
・欧州の景気先行き
・米国の金融政策(追加金融緩和策実施への思惑)
・欧州の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日で、今日・明日とEU財務相会議が開催される。
また、来週20日・21日にFOMCを控える。
米国の経済指標は、対米証券投資とミシガン大消費者信頼感指数【速報値】がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
ここ最近の為替相場は、金融市場のリスク許容度や欧州の債務問題、そして欧州及び米国の景気先行き懸念、米国の追加金融緩和策実施への思惑などを主要因に大きめに上下している。
本日は、引き続いて、金融市場のリスク許容度や欧州の債務問題での方向性に注視したい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や週末要因及び来週にFOMCを控える点も重要。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→2つの時間に2種類の経済指標。対米証券投資はまずまずで、ミシガンへの注目度が高い。欧米の株式市場の動向、欧州の債務問題での方向性、来週にFOMCを控えた思惑での流れも重要
9月12日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G7財務相・中央銀行総裁会合明けとなる点
▼EUやユーロによる財務相会合
▼今週相次ぐ、米国の長期国債の入札
▼金融市場のリスク許容度
▼主要な株式市場
▼主要な経済指標の発表
▼米国の債務問題
▼欧州の債務問題
▼米国の景気先行き
▼欧州の景気先行き
▼来週に、FOMCを控える点
▼米国の金融政策
▼欧州の金融政策
▼米国の長期金利
▼金融当局者や要人による発言
▼日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感
▼中国の景気先行き
▼金や原油などの商品市場
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9月16日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・EU財務相会議(16日・17日開催) ・来週に、FOMCを控える |
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17:00 | 欧)経常収支 | × | - | -33億 | ||||||||||
欧)ゴンザレス・パラモECB理事の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
未定 | 独)メルケル独首相の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
18:00 | 欧)貿易収支 | × | +20億 | +9億 | ||||||||||
21:30 | 加)国際証券取引高 | △ | +20億 | -34.6億 | ||||||||||
22:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | A | +300億 | +37億 | ||||||||||
↑・対米証券投資【ネットフロー合計】 | - | -295億 | ||||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 | AA | 57.0 | 55.7 | ||||||||||
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米国の経済指標の発表による変動狙いがメイン。日々の方向性を重視
米国の経済指標の発表による変動と週末クローズに向けた流れがメイン。日々の方向性を重視
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