9月14日(水)■『金融市場のリスク許容度』と『欧州の債務問題』、そして『米国の経済指標の発表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『欧州の債務問題』、そして『米国の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標は、
・米)生産者物価指数＆【コア】
・米)小売売上高＆【除自動車】
・米)企業在庫
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・英)失業率＆失業保険申請件数
・欧)鉱工業生産
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・英)キングBOE総裁の発言
・NZ)RBNZ政策金利＆声明発表
・今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(12日・3年債、13日・10年債、14日・30年債)
・ドル買いが優勢な流れの行方
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・米国の債務問題
・欧州の債務問題
・米国の景気先行き
・欧州の景気先行き
・米国の金融政策(追加金融緩和策実施への思惑)
・欧州の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
・来週に、FOMCを控える点
などの要因に注意。

★★★

明日に、RBNZ政策金利＆声明発表を控える。

米国の経済指標は、生産者物価指数＆【コア】と小売売上高＆【除自動車】がメイン。
その他、企業在庫も発表される。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

ここ最近の為替相場は、金融市場のリスク許容度や欧州の債務問題、そして欧州及び米国の景気先行き懸念、米国の追加金融緩和策実施への思惑などを主要因に大きめに上下している。

本日は、引き続いて、金融市場のリスク許容度や欧州の債務問題での方向性に注視したい。
また、本日は注目度の高い米国の経済指標の発表を複数控えており、その発表での変動も重要となる。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・15時30分：英)キングBOE総裁の発言
→言及次第も、ポンドの変動要因になりやすい

・17時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい

・18時00分：欧)鉱工業生産
→注目度や影響度はまずまず。変動のキッカケとして

・21時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
・21時30分：米)小売売上高＆【除自動車】
・23時00分：米)企業在庫
→2つの時間に3種類の経済指標。メインは小売売上高と生産者物価指数。株式市場の動向も重要だが、変動のキッカケになりやすい

・翌6時00分：NZ)RBNZ政策金利＆声明発表
→今後の金融政策への思惑が噴出すれば大きな反応になりやすい


9月12日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G7財務相・中央銀行総裁会合明けとなる点
▼EUやユーロによる財務相会合
▼今週相次ぐ、米国の長期国債の入札
▼金融市場のリスク許容度
▼主要な株式市場
▼主要な経済指標の発表
▼米国の債務問題
▼欧州の債務問題
▼米国の景気先行き
▼欧州の景気先行き
▼来週に、FOMCを控える点
▼米国の金融政策
▼欧州の金融政策
▼米国の長期金利
▼金融当局者や要人による発言
▼日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
▼中国の景気先行き
▼金や原油などの商品市場

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9月14日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
-
09:30		豪)ウェストパック消費者信頼感	△	-	-3.5%
10:30		日)宮尾日銀審議委員の発言	△	要人発言
		豪)第2四半期新規住宅	×	+2.0%	+3.1%
13:30		日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比]	×	-	+0.6%
				-	-2.8%
15:00		日)工作機械受注【確報値】	×	-	+15.3%
15:30		英)キングBOE総裁の発言	○	要人発言
16:15		ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比]	△	-0.4%	-0.7%
				-1.1%	-0.6%
17:30		英)失業率	◎	5.0%	4.9%
		↑・失業保険申請件数		+3.50万件	+3.71万件
18:00		欧)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	+1.5%	-0.7% (-0.8%)
				+4.6%	+2.9% (+2.7%)
18:15		英)クレッグ英副首相の発言	△	要人発言
20:00		英)キャメロン英首相の発言	△	要人発言
21:30		加)第2四半期設備稼働率	△	78.0%	79.0%
		米)生産者物価指数 [前月比/前年比]	A	±0.0%	+0.2%
				+6.5%	+7.2%
		↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.2%	+0.4%
				+2.6%	+2.5%
		米)小売売上高	AA	+0.2%	+0.5%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.2%	+0.5%
		米)ガイトナー財務長官の発言	B	要人発言
23:00		米)企業在庫	B	+0.5%	+0.3%
23:30		米)週間原油在庫	BB	-300万	-396万
26:00		米)30年債入札	BB	130億ドル
翌 06:00		NZ)RBNZ政策金利＆声明発表	◎	2.50% 据え置き	2.50% 据え置き
翌 07:30		NZ)企業景況感	×	-	53.2
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

見送り

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ドル買いヨリで。逆にいった場合は押し目待ち

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