昨日はFOMCに臨もうと思って、張り切って(?)22時くらいに寝た。ユーロドルが1.29台のミドル案で落ち込んでいたが、レンジ取引と割り切っていたので気にせず就寝。でもユーロドルは1.2930あたりまで差し込んでいた。夜中の2時に起きたら1.28台に突っ込んでいるのか、それとも1.30台を回復しているのか。FOMCを前にしてダイナミックな動きは期待できそうもないが、リアルタイムで付き合うことになる。
夜中の2時。ユーロドルは若干戻して1.2970くらい。大きな動きはなかったようだが、ドル円が78.30近くまで上がっていた。つまりドル高の方向に動いたということだ。FOMCの決定にあまりドラスティックな変化は求められない以上、このままドル買いのスタンスで臨むべきなのかが重要なポイントとなる。2013年の半ばまで続けるという超低金利も、今年に入ってからの株高をながめれば、声明文からその文言も削られるかもしれない。そうなると強烈なドル高になるのだろうなあ、というのが私の見解である。
最近はFOMCでは為替相場もあんまり動かないので、多少なりとも気がゆるんでいた。ユーロドルが下がり出したら、そこから売ればいいし、ドル円がさっきの高値を更新してきたら追撃買いしてみようとか考えていた。しかし実際は2時半の結果発表とともに、すぐに急激なドル売りが起こった。なにがしらドルに取って悪い話が出たに違いない!
ユーロドルはアッという間に1.30台に乗せてきて、さらに上値を追う。ドル円はあっさりと78円台を割り込んできた。何のサプライズかはわからないが、私も素直にドル売りで臨んだ。とりあえず取引画面の開いていたユーロドルでロングにした。1.3024だったが、事情を知らないだけに怖い。すぐに売りのストップ注文を1.2999に置いて、安全だけは確保。それからニュース記事を読みにいった。
声明文のブリーフ版を探し出して読んだ。国内景気は持ち直しているとか、インフレ目標は+2.0%だとかいうのは、前から言われていたことで想定の範囲内。ただ超低金利を2013年までと言っていたものが、2014年の後半までとある!どうやらこれに過敏に反応したようだ。実際にアメリカの中長期債も価格が上昇している。米国株も上がってきてはいたが、ペースがのろい。
このままではユーロドルの上昇も続かないのではないかと思い、相場は1.3050を越えてきてはいたが、今月の高値である1.3077の一歩手前ということで@1.3074に売り注文を即座に出した。ちょっと1.3050近辺でもんだ感じもしたが、なんとか私の利食い売りが出来た。しかしそれがダンになった途端にユーロドルは1.31台まで急上昇。まあ、それもそのはず。今年のフレッシュハイの領域に突入したのだから・・・。
とりあえず早起きしたのは無駄ではなかった。その後のバーナンキ議長の記者会見まで見ていようかと思ったが、やはり眠くなってきた。そしてもう一度、眠りにつき、遅れて会見を確かめると、バーナンキ議長はさらなる景気刺激策の余地もあることをほのめかしていて、米国株はニューヨーククローズ間際に一段高した。これで実質的には金融緩和、QE3をやったのと同じ効果の相場の展開となった。
今日は、昨日のそうした動きの確からしさを見極める一日となる。FRBの金融緩和に対する姿勢が明確になったとはいえ、またそれがサプラインジングなものであったにせよ、ネクストアクションで相場はどちらに行こうとしているのか。昨日の材料をどの程度まで市場は消化できたのかを探らねばならない。
アジア時間だけに限っていうと、調整気味の感じと言える。すなわち昨日の動きはやり過ぎだということである。欧州時間での、少なくともロンドンのランチタイムくらいまで見ていても、調整の流れが変わらないようだったら、今夜にでも全戻しする可能性もありうる。もし押すようであれば、ニューヨークのオープンまでにドルロングのポジションを仕込んでおきたいものだ。
日本時間 17時50分
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