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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

為替相場もFOMCからの調整モード、
期待の高いGDP後はクロス円売りかな?

2012年01月27日(金)18:28公開 (2012年01月27日(金)18:28更新)
持田有紀子

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 FOMCの結果が出て、大きくドル安が進んだ。昨日のアジア時間ではその調整ということでドルの買い戻しが入ったが、それが本格的な動きとなることはなかった。私もこのままドルが売られていくのか、それともやり過ぎだったということでドルは反転するのかを、最大の関心を持っていたのだが、欧州時間に入るとドル売り圧力が高まり出した。

 ドル円は77.50も一瞬、割り込んできた。またユーロドルも1.3130を上抜けてきたころから上昇に勢いがついてきて、1.3170くらいまでジャンプアップ。イタリア国債の入札があったが、それが無事に通過したことよりも、通常の流通市場において10年ものの利回りが6.0%を下回ってきたことのほうが大きい。それがマーケットに相当の安心感を与えたようである。

 リスク許容度も高まって、クロス円も上昇。ユーロ円は102円台に到達した。ニューヨークオープン直後にはリスクオンの姿勢が明確になって、米国株はさらに高値追い。株価指数は今年の最高値を更新してきて、ユーロ円、ユーロドル、ユーロポンドなどはどれも高い位置での、住宅関連の指標待ちとなった。

 私は一日だけ様子を見たいというスタンスを変えていなかった。果たしてFOMCの示した通りの方向にそのまま流されるのかどうかを判定するには、次の日の日足の形を確認してからでも遅くはないと思ったからだ。どうも調子が良いとはとてもいえない今の私である。無理をするつもりはなく、安全第一で行こうと思っている。

 ともかく夜中の0時まではリスク全開だった。しかし新築住宅は-2.2%となり、予想を下回った。住宅関連のデータはこのところ、悪いものが続いている。住宅は生産にも消費にもいちばん重大な影響を与えるファクターである。これをうけてそれまでの流れが反転した。すべてのマーケットでリスクオフの動きがみられ、株価は急落。原油価格も100ドル台までつけていたのに、こちらも急落。

 ユーロ円は102円台を滑り落ち、ユーロドルも50ポイントほど下がった。私の見たい相場はここまでだったので、すぐに寝ることにした。FOMCをライブでつきあってしまったせいで眠くてしょうがない。

 今日はアジア時間はまだ旧正月モードだし、夜の米国GDPまではとりあえず様子見モードが強くなると思っていた。確かに為替市場全体の動きは鈍くはあったのだが、FOMC後の動きの調整が進むこととなった。ユーロ円はさらに値を下げ、ドル円はランチタイム以降に77円台の前半まで突っ込んだ。さらに本邦勢のクロス円の売りによってドル円は76円台に突入。

 今晩はアメリカのGDPが出る。予想はプラス3.0%となっており、すでにかなり高めの数字が出ることが想定されているようだ。個人消費についてもプラス1.8%となっている。10-12月がそれほど良かったのだろうのか。クリスマス商戦も普段通りに終わったようだし、昨日出た住宅関連のデータを見ても、それほど劇的な回復を示しているようにも思われない。

 そういうわけで私はGDPの発表前に盛り上がったところをリスク回避の方向にポジションを張ってみようかと思っている。ユーロ円の102円台などがもしあれば、それを売っていくつもりだし、ユーロドルの1.31台の後半でもあろうものなら、喜んで売ってみたいものだ。ドル円の78円台でもよいが、すでに遠い。今月最後の大相場かもしれない。


日本時間 18時20分
 


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