本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への反応』と『欧米の株式市場の動向』、そして『米国の経済指標の発表』や『米国が連休入りでの週末要因&ポジション調整』にあり。
米国の経済指標は、
・22時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・24時00分:米)景気先行指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・18時30分:英)小売売上高&【除自動車】
・21時00分:加)消費者物価指数&【コア】
・22時30分:加)景気先行指数
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・08時00分:NZ)ボラードRBNZ総裁の発言
・08時50分:日)BOJ議事録(1月23日・24日開催分)
・12時00分:日)白川日銀総裁の発言
・週末要因
・米国の主要企業の決算発表
・2月20日(月)が米国の祝日(Presidents Day)で連休入りとなる点
・欧州の債務問題(直近は反発が優勢も燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りに敏感)
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・米国の超低金利政策の長期化への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
本日は、週末金曜日でBOJ議事録(1月23日・24日開催分)が予定されている。
また、2月20日(月)が米国の祝日で米国が連休入りとなる。
米国の経済指標は、消費者物価指数&【コア】と景気先行指数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
ここ数ヶ月の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下している。特に欧州債務問題でのユーロの変動が大きい。
今年に入ってから、欧州債務問題絡みの話題に対して一旦の材料出尽くしからか、それまで大きく下落してきたユーロの反発が優勢となっているほか、米国の超低金利政策の長期化懸念などでのドル売りヨリの流れも優勢になっている。
今週に入っての為替相場は、先週末に欧州債務懸念が再燃してユーロ売りヨリになった流れを引き継いだあとは大きめに上下している。
週末金曜日の本日は、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性に引き続き注視。
特に、先週末からの欧州債務懸念の再燃でのユーロ売りヨリの流れが継続するのかどうかが重要。
また、米国の経済指標の発表や米国が連休入りでの週末要因及びポジション調整などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時00分:NZ)ボラードRBNZ総裁の発言
→言及次第
・08時50分:日)BOJ議事録(1月23日・24日開催分)
→内容次第
・12時00分:日)白川日銀総裁の発言
→言及次第
・18時30分:英)小売売上高&【除自動車】
→発表での影響力は非常に大きい
・21時00分:加)消費者物価指数&【コア】
→発表での影響力は非常に大きい
・22時30分:加)景気先行指数
→発表での影響力はまずまず
・22時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・24時00分:米)景気先行指数
→2つの時間に2種類の経済指標の発表。発表での変動もモチロンだが、欧米の株式市場の動向や米国が連休入りでの週末要因及びポジション調整にも注目
2月13日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼13日がギリシャ債務交換交渉の提案期限となる点
▼15日にユーロ圏財務相会合が開催される点
▼欧州の債務問題(直近は反発が優勢も燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りに敏感)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の超低金利政策の長期化への思惑
▼米国の国債の動向(利回りがドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼FOMC議事録(1月24日・25日開催分)の公表
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の大手金融機関の決算発表
▼金や原油などの商品市場の動向
▼2月20日(月)が米国の祝日(Presidents Day)で連休入りする点
【最新版!約40口座を比較】
⇒「ユーロ/米ドル」のスプレッドランキング!
2月17日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・週末金曜日 ・米国の主要企業の決算発表 ・2月20日(月)が米国の祝日(Presidents Day)で連休入りとなる点 |
||||||||||||||
08:00 | NZ)ボラードRBNZ総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
08:50 | 日)BOJ議事録(1月23日・24日開催分) | ○ | - | - | ||||||||||
12:00 | 日)白川日銀総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
16:00 |
独)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.4% | -0.4% | ||||||||||
+3.2% | +4.0% | |||||||||||||
18:00 | 欧)経常収支 | × | - | -18億 | ||||||||||
18:30 |
英)小売売上高 [前月比/前年比] |
◎ | -0.3% | +0.6% | ||||||||||
- | +2.6% | |||||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比] |
-0.3% | +0.6% | ||||||||||||
-0.1% | +1.7% | |||||||||||||
19:00 | 欧)建設支出 | × | - | +0.8% | ||||||||||
21:00 |
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.3% | -0.6% | ||||||||||
+2.3% | +2.3% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | -0.5% | ||||||||||||
+1.9% | +1.9% | |||||||||||||
22:30 | 加)景気先行指数 | ○ | +0.6% | +0.8% | ||||||||||
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | +0.3% | ±0.0% | |||||||||||
+2.8% | +3.0% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | ||||||||||||
+2.2% | +2.2% | |||||||||||||
24:00 | 米)景気先行指数 | A | +0.5% | +0.4% | ||||||||||
28:00 | 英)ポーゼンMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
|
ロングヨリ
ロンドン及びNY市場以降、週末に向けての加速狙い
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)