■FXトレード・フィナンシャルからMT4口座が登場
「メタトレーダー4」(MT4)に本気で取り組む会社がついに日本にも出現した!
その会社といえば、何かと話題のあの会社。
利用者急増中のバイナリーオプション『HIGH・LOW』が取引でき、マット今井さんの会社が開発した売買シグナルが使え、さらにイメージキャラクターに「ゆうこりん」こと小倉優子さんを起用しているFXトレード・フィナンシャル(FXTF)だ。
MT4ユーザーなら食いつくはずの、このニュース。でも、「MT4」ってどこがスゴイの? という初心者にはピンとこないかも。まずはMT4についておさらいを。
「メタトレーダー4」(MT4)といえば、勝ち組トレーダーの必携ツール。ところが、これまでは「チャートはMT4で見るけど、取引は別のツールで」と、不便を強いられている人が大多数だった。
それもそのはず、世界のFXトレーダーの間では定番のMT4だけど、日本のFX会社で採用しているところはまだ数社のみ。取引条件面で物足りなかったり、信頼性に不安がある小さな会社だったり、虎の子のお金を預けるにはちょっと……という会社が少なくないのが実情だった。
そんな状況で、何かと話題のFX会社であるFXトレード・フィナンシャルがMT4を採用したというのだから、注目せずにはいられない。しかも、後述するようにFXトレード・フィナンシャルの様子を見ていると「ものすごく本気」のようなのだ。
■世界のユーザーが日々磨き上げるMT4の機能
MT4がトレーダーを魅了するのは、「みんなで作り上げるチャート」があること。
新しいチャートツールが発表されると、「100種類のテクニカル分析を搭載!」なんて仰々しく書かれる。確かに、テクニカルはたくさん使えたほうがいい。
けれど、断言してしまおう。しょせんお仕着せのテクニカル分析じゃ、いくらあっても物足りなくなる日が必ず来るのだ。
「このテクニカル、ここを少しイジったら使えそうなのに」「あの人の分析方法をマネしたいのに表示できない……」なんて日だ。
そこでMT4の出番。MT4では「Custom Indicators」(カスタム・インディケーター)といってテクニカル分析を自分で追加できる。
MT4のユーザーは世界中にいて、彼らが「こんなインディケーター作ったけど、使ってみて」と無料で提供してくれたり、そのインディケーターを利用して独自の手法を発表していたりする。
だから、MT4で使えるテクニカル分析は無限といっていい。「MT4 indicator」で検索してみると、いろんなインディケーターが見つかるはずだ。
そうやって見つけたインディケーターで自分なりの手法を組み立てたら、チャートの画面を「定型チャート」に保存してすぐに呼び出せるようにしたり、パラメーターを変更してさらに使いやすくしたり――。
「やりたいことがすぐできる」のがMT4の大きな魅力であり、勝ち組トレーダーがMT4を手放せない理由なのだ。
■便利なスクリプトやインディケータがインストール済み!
でも、ぶっちゃけた話、大半の勝ち組トレーダーは「チャートはデモ口座を使ってMT4で見るけど、取引は別の会社で」という人が大半。デモ口座でも、自動売買機能などを除けば、MT4の機能はほぼフルに活用できちゃうからだ。
「だって、MT4を採用している会社ってスプレッドが広いし、すぐに広がるんだもん……」というのが、彼らの代表的な声。彼らにとって「FXトレード・フィナンシャルで取引すべき理由」はあるのだろうか――?
それが大あり。だって、本気なんだもん、FXトレード・フィナンシャル。その本気度はFXトレード・フィナンシャルでデモ口座でいいいから口座を開設し、MT4をインストールして取引してみるとわかるはず。
既存のMT4にFXトレード・フィナンシャルならではのカスタマイズが施されている。
スピーディに注文できたり、複数通貨ペアにまたがるポジションを一括決済できたり、サブウィンドウに口座状況を表示したりと、オリジナルの便利なスクリプトやインディケーターがインストール済みなのだ。これだけでもFXトレード・フィナンシャルを使う価値あり。
オリジナルスクリプトを表示したFXTF MT4のチャート画面(クリックで拡大)
■MT4なのにスプレッドは「原則固定」でこの狭さ!
さらにスプレッドにもご注目あれ。
これまでのMT4採用業者はすべてスプレッドが可変。時間帯などによってスプレッドが狭まったり広がったりしていた。これも熱心なトレーダー、とくにデイトレーダーやスキャルパーなどの短期トレーダーが、MT4以外で取引する理由となっていた。
ところが、FXトレード・フィナンシャルのMT4口座はスプレッドが原則固定。米ドル/円やユーロ/米ドルは当初1.5pipsだったが、2011年9月1日から1.0pipsに縮小された(この部分、本記事公開後に追記)。
このスプレッドなら、業界最高水準とはいえなくても、業界標準以上と十分言えるレベル。MT4なのに「原則固定」で、これだけ狭いスプレッドで取引できちゃうのはスゴい。これは大きなメリットとなるはず。
スマホ対応からもFXトレード・フィナンシャルの本気度が伝わってくる。iPhone用アプリ「FXTF MT4 for iPhone」はすでにリリース済み。iPhoneユーザーはApp Storeから「FXTF MT4」で検索してみよう。デモ口座でも利用できる。
機能的にはまだ物足りなさも残るものの、レートチェックや出先からの既存ポジション決済、注文変更などには役立ちそう。9月にはアンドロイド向けアプリもリリース予定とのこと。
■便利なEAやインディケーターがダウンロードできる!
FXトレード・フィナンシャルでは自動売買コースの「オートFX」の利用者も増えているようだが、MT4でも自動売買ができる。
「Expert Adoviser」(通称「EA」)がそれで、インディケーター同様、EAも世界中のトレーダーが開発して有償、無償で提供している。
厳選された自動売買システムが利用できるのがオートFXで、玉石混淆ながら「優れたシステムを探す楽しみ」があるのがMT4のEA、といった違いになる。
EAやインディケーターは、他のMT4採用会社では「自分で探して」というスタンスだったが、FXトレード・フィナンシャルでは口座開設者向けにMT4情報サイト「Expert Lounge」(エキスパート・ラウンジ)を用意している。
このラウンジでは、MT4の使い方動画などが見られるほか、EAも無料で提供されている。つまり、FXトレード・フィナンシャルでMT4口座を開設すれば、すぐに自動売買が可能になっちゃうわけだ。
もちろん、儲かるかどうかはEAのロジック次第なので、今後どんなEAが提供されるのか、注目したい。
オリジナルスクリプトや「Expert Lounge」、原則固定のスプレッド、スマホ用アプリの開発など、独自色の強いFXトレード・フィナンシャルのMT4口座。
「MT4にかける情熱」の本気度がビンビン伝わってくる。MT4に熟練した人はもちろん、「MT4って何?」という人へもオススメできる口座となりそうだ!
>>>FXトレード・フィナンシャル[FXTFMT4]のスペック詳細はザイFX!×MT4の比較コンテンツでご覧ください
(ミドルマン・高城泰)
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