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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

とても好調な経済指標でもドル高調整
ドル円の動き要ウォッチ!

2012年03月16日(金)18:19公開 (2012年03月16日(金)18:19更新)
持田有紀子

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 昨日はドル高の流れの調整の一日となった。私は欧州時間の序盤にドル円でも買ってロング攻めしようと思っていたのに、84円ちょうどを割り込んできてからは押し込まれる一方の展開となった。景気よく高いところをつまんで行こうと考えていた私にとっては、想定していなかった展開だ。

 こうなると、ちょっと手を出すのがためらわれる。ただ外部環境を見渡すと、株価は依然として高値圏に張り付いているままだし、リスクテークの観点からは円売りしていってもかまわない状況だった。それにしても昨日のアジア時間で際立ったもうひとつの動きは、長期債の値崩れである。

 アメリカのさらなる金融緩和を期待してか、あれだけ高値圏を維持し続けていた米国債も、大きく値崩れをはじめた。そもそもこれだけ株価が高いのだから、なんで10年ものの利回りが2.0%を割り込んでいるのだという疑問も呈されて久しい。

 それがようやくレギュラライズの方向に向かうことになったものか。米国債の値崩れが鮮明になってきたので、ついでに円債も崩れ始めた。まあ株価が高くあってほしいならば、当然のリアクションであり、副作用である。ドルの金利が上昇するなかで、ドル円やユーロドルでのドル高の一服というのは理屈に合わない。だがより一層のドル高を呼び込んでよさそうなものなのに、ドルは価格調整に入ってしまっている。

 昨日の欧州時間ではドル円は83.50を中心に、やはりドル売りの色彩の強い展開となった。徐々に安値を広げてきているので、まあ無理にドルロングにすることもないような気になってきた。ユーロドルも上昇気味である。経済指標がたくさん出たが、いずれもやや予想された分を若干上回る程度。すでにリスクテークもかなり進んでいるので、マーケットの反応は限定的だった。

 ちょっと相場の荷もたれ感が出て来ている。そのうえに株価などの高値警戒感もある。しかし値段が崩れないため、リスク回避の方向で相場を張るわけにもいかないといったところだ。しかし欧州時間とニューヨーク時間の入り際で、ドル円を買ってみて少しの値幅でも取りに行こうという作戦がワークしなくなってきたとすれば、もう今回の相場の8割かたを越えてきているとも考えられる。

 そういう目で見直すと、今月の中旬から下旬にかけてはドル円のショートなどで攻めたほうが効率的なのかもしれないという気さえしてくる。それだけポジションの偏りもできているのは確実であるからだ。あとはただ株価などの値崩れを待っているだけなのだが、それがなかなか来ないので、いやはや悩むところだ。

 今晩も昨日と同じような経済指標が出る。しかし調整色を呈し始めた為替相場とあっては、その値動きのほうに注目が集まっている。ドル高相場のなかのほんのコレクションなのか、それとも新しい流れの始まりなのか。ドル円が今晩も1円級の下落を示すかどうかで判断したいところである。


日本時間 18時10分
 

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