本日の為替相場の焦点は、『欧米の株式市場の動向』や『世界経済の減速懸念』、そして『米・新築住宅販売件数の発表』や『米・長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標は、
・23時00分:米)新築住宅販売件数
が大きな注目を集める。
米国以外の経済指標は、
・20時00分:加)消費者物価指数&【コア】
が大きな注目を集める。
経済指標以外では、
・26時45分:米)バーナンキFRB議長の発言
・週末要因
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・日米金利差拡大への思惑
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和実施観測)への思惑
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りに敏感)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
本日は、週末金曜日でバーナンキFRB議長の発言も予定されている。
米国の経済指標は、新築住宅販売件数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週に入ってから、ギリシャ債務問題への懸念が燻り続けたことやFOMC結果発表などから、ドル買い・ユーロ売り・円買いヨリの流れが優勢となっていたが、週後半からは逆方向に動いた。
週明けの為替相場は、ユーロ買いが優勢になった後はレンジでの推移が続いていたが、昨日の金融市場でリスク回避ヨリに傾き、欧州通貨や資源国通貨が売られて円が買われた。
週末金曜日の本日は、引き続き、欧州債務問題と金融市場のリスク許容度、日米金利差拡大観測などでの方向性に注視したい。
その他、欧米の金融当局者による発言や注目度の高い米国の経済指標の発表、週末要因にも注意。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・20時00分:加)消費者物価指数&【コア】
→発表での影響は非常に大きい
・23時00分:米)新築住宅販売件数
・26時45分:米)バーナンキFRB議長の発言
→2つの時間に1つの要人発言と1つの経済指標。ユーロの動向と米長期金利、欧米の株式市場の動向も重要
3月19日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼20日に、ギリシャ国債の償還日
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼日米金利差拡大への思惑
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和実施観測)への思惑
▼米国の国債の動向(国債利回り≒米長期金利の動向がドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りに敏感)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業の決算
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3月23日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・来週から欧州・英国が夏時間に移行 |
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09:00 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
09:01 | 英)ネーションワイド消費者信頼感指数 | △ | 47 | 47 | ||||||||||
20:00 |
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.4% | +0.4% | ||||||||||
+2.7% | +2.5% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.3% | +0.2% | ||||||||||||
+2.2% | +2.1% | |||||||||||||
23:00 | 米)新築住宅販売件数 | AA | 32.5万件 | 32.1万件 | ||||||||||
26:30 | 欧)ゴンザレス・パラモECB理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
26:45 | 米)バーナンキFRB議長の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
27:30 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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