本日の為替相場の焦点は、『イースター休暇明けでの影響』と『欧米の株式市場の動向』、そして『欧州債務問題への思惑』と『米国の長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標は、
注目に値するものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・時間未定:中)貿易収支
が注目に値する。
経済指標以外では、
・08時15分:米)バーナンキFRB議長の発言
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)白川日銀総裁の記者会見
・米国の雇用統計発表明けでの影響(多くの国が本日がイースター休暇明けのため)
・イースター休暇明けでの影響(本日は多くの国が連休明け)
・五十日要因
・米国の長期国債の入札(本日3年債320億ドル、米国の長期金利に影響を与えやすい)
・米国の主要企業の決算発表→アルコア、シェブロン、他
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
米国とカナダは昨日が連休明けだったが、その他の国は本日がイースター休暇明け。
本日は、BOJ政策金利&声明発表&白川日銀総裁の記者会見が行われる。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
日本時間の朝方に、バーナンキFRB議長の発言が行われる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は、長期金利に影響を与えやすく、米国の主要企業の決算は、株式市場に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、欧州債務問題や金融市場のリスク許容度、米国の長期金利の動向、世界経済の先行き懸念などで上下し、週末に発表された米国の雇用統計が弱い結果で、ドル売りとリスク回避の流れが加速した。
週明けの昨日の相場は、多くの国が依然としてイースター休暇の中、リスク回避の流れの加速後に反発したが引けにかけて再度軟調になっている。
イースター休暇明けの本日は、連休明けでの影響を見極めつつ、引き続き欧州債務問題と金融市場のリスク許容度、米国の追加金融緩和観測での方向性に注視したい。
その他、追加金融緩和策実施が噂されているBOJ金融政策結果発表や米国の長期金利の動向、欧米の株式市場の動向にも注意。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時15分:米)バーナンキFRB議長の発言
→言及次第
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
→追加金融緩和策次第も、思惑が高まっており、大きな反応のキッカケにも
・時間未定:中)貿易収支
→中国の景気先行きや金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい
・15時30分:日)白川日銀総裁の記者会見
→追加金融緩和策実施思惑が高まっており、大きな反応のキッカケにも
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
4月9日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明け
▼イースター休暇&休暇明けでの影響
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
▼米国の長期金利の動向(今週入札が相次ぐ、ドルに影響、国債の動向も重要)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業の決算発表
【ヒロセ通商】通常5000円+乗り換え2000円に加えて、ザイFX!限定4000円!
4月10日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・イースター休暇明け ・10日の五十日 ・米国の主要企業の決算発表→アルコア、シェブロン、他 |
||||||||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | -13% | -13% | ||||||||||
08:15 | 米)バーナンキFRB議長の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
08:30 | 英)ポーゼンMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
10:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | +3 | ||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +1 | ||||||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利&声明発表 | ◎ | 0.10% 据え置き |
0.10% 据え置き |
||||||||||
未定 | 中)貿易収支 | ○ | -31.5億 | -314.8億 | ||||||||||
14:45 | ス)失業率 | △ | 3.3% | 3.4% | ||||||||||
15:00 | 独)経常収支 | × | +120億 | +80億 | ||||||||||
独)貿易収支 | × | +120億 | +131億 | |||||||||||
日)工作機械受注【確報値】 | × | - | -8.6% | |||||||||||
15:30 | 日)白川日銀総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
15:45 | 仏)鉱工業生産 | △ | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
23:00 | 米)IBD/TIPP景気楽観指数 | C | 48.5 | 47.5 | ||||||||||
米)卸売在庫 | C | +0.5% | +0.4% | |||||||||||
25:30 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
25:45 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | BB | 320億ドル | |||||||||||
27:30 | 米)コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
|
欧米の株式市場が続落時にショートで追随
欧米の株式市場が続落時にショートで追随
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)