本日の為替相場の焦点は、『欧州債務問題への思惑(国債動向を含む)』と『欧米の株式市場の動向』、そして『米国の長期金利(国債)の動向』や『FOMC結果発表絡みのイベントでの変動』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
が注目に値する。
米国以外の経済指標は、
・17時30分:英)第1四半期GDP【速報値】
が注目に値する。
経済指標以外では、
・16時00分:欧)ドラギECB総裁の議会証言
・25時30分:米)FOMC政策金利&声明発表
・27時00分:米)FOMC経済・政策金利見通し公表
・27時15分:米)バーナンキFRB議長の記者会見
・29時15分:加)カーニーBOC総裁の議会証言
・29時30分:米)ガイトナー財務長官の発言
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・五十日要因
・ニュージーランド、オーストラリアが祝日で休場(アンザック・デー)
・欧州の大手金融機関の決算発表→クレディスイス
・米国の主要企業の決算発表→NASDAQOMXグループ、コーニング、キャタピラー、ボーイング、イーライリリー・アンド・カンパニー、他
・米国の原油在庫公表
・米国の長期国債の入札が相次ぐ(本日は5年債、長期金利やドルの動向に影響)
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りに注意)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
・日銀の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が本格化
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
FOMC結果発表日。今回は3つの時間に発表が分れる。
まず、FOMC政策金利&声明が発表、その後にFOMC経済・政策金利見通しが公表され、最後にバーナンキFRB議長の記者会見が行われる。
米国の経済指標は、耐久財受注がメインだが、FOMC結果発表絡みのイベントの方に焦点が集まる
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の主要企業や大手金融機関の決算発表は株式市場に、長期国債の入札は長期金利に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週明けのアジア市場で欧州債務懸念の高まりでのユーロ売りとリスク回避の流れが加速するも、その後は欧州債務懸念が後退し反発、ユーロ買い戻しとリスク選好の流れが優勢となった。
今週の為替相場は、週明けのアジア及び欧州序盤でリスク回避の流れが強まるも、その後は反発が優勢となっている。
FOMC結果発表日の本日は、まずはなんと言っても複数あるFOMC結果発表絡みのイベントでの変動に注視したい。
それと同時に、引き続き欧州債務問題へ思惑(欧州各国の国債の動向を含めた)や金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場主導)、米国の長期金利(米国債)の動向での方向性にも注意。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・時間未定:ス)クレディ・スイス決算発表
→内容と相場の気分次第
・16時00分:欧)ドラギECB総裁の議会証言
→言及次第も反応しやすい
・17時30分:英)第1四半期GDP【速報値】
→発表での影響は非常に大きい
・21時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
・25時30分:米)FOMC政策金利&声明発表
・27時00分:米)FOMC経済・政策金利見通し公表
・27時15分:米)バーナンキFRB議長の記者会見
→4つの時間に1つの経済指標と3つのFOMC結果発表絡みのイベント。やはりFOMC絡みのイベントでの変動に注視。その内容次第では相場の流れが一変する可能性も否めない
・29時15分:加)カーニーBOC総裁の議会証言
→言及次第
・29時30分:米)ガイトナー財務長官の発言
→言及次第
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
→サプライズはなくても、発表での影響は大きめ。景気先行きや今後の金融政策への思惑次第では大きな流れへのキッカケに
4月23日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼G20財務相・中央銀行総裁会議明け
▼25日に、FOMC政策金利&声明発表&バーナンキFRB議長の記者会見
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りに注意)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(今週入札が相次ぐ、ドルに影響、国債の動向も)
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
▼日銀の追加金融緩和への思惑
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が本格化
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の大手金融機関の決算発表
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4月25日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・25日の五十日 ・ニュージーランド、オーストラリアが祝日で休場(アンザック・デー) ・欧州の大手金融機関の決算発表→クレディスイス ・米国の主要企業の決算発表→NASDAQOMXグループ、コーニング、キャタピラー、ボーイング、イーライリリー・アンド・カンパニー、他 |
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未定 | ス)クレディ・スイス決算発表 | ○ | 大手金融決算 | |||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【確報値】 | × | - | +2.4% | ||||||||||
16:00 | 欧)ドラギECB総裁の議会証言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
17:30 |
英)第1四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.1% | -0.3% | ||||||||||
+0.3% | +0.5% | |||||||||||||
19:00 | 英)CBI製造業受注指数 | △ | -6 | -8 | ||||||||||
21:30 | 米)耐久財受注 | A | -1.7% | +2.2% (+2.4%) |
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↑・耐久財受注【除輸送用機器】 | +0.5% | +1.6% (+1.8%) |
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23:30 | 米)週間原油在庫 | BB | +265万 | +386万 | ||||||||||
25:30 | 米)FOMC政策金利&声明発表 | SS | 0.25% 据え置き |
0.25% 据え置き |
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26:00 | 米)5年債入札 | BB | 350億ドル | |||||||||||
27:00 | 米)FOMC経済・政策金利見通し | SS | - | - | ||||||||||
27:15 | 米)バーナンキFRB議長の記者会見 | SS | 要人発言 | |||||||||||
29:15 | 加)カーニーBOC総裁の議会証言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
29:30 | 米)ガイトナー財務長官の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:00 |
NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
2.50% 据え置き |
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FOMC絡みのイベント直後の変動とその後の大きな流れへの追随
FOMC絡みのイベント直後の変動とその後の大きな流れへの追随
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