ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

GMOクリック証券CFD‗ドクタケ取材スポンサード記事
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

やっぱり悪かった雇用統計
アジア市場落ち着いてたしドル円ロング!

2012年06月04日(月)18:11公開 (2012年06月04日(月)18:11更新)
持田有紀子

【副業FXで勝つためのメルマガ】田向宏行さんのFXメルマガは儲かるのか? ダウ理論の転換トレードで検証したらこうなった!

 雇用統計は悪かった。数字を確認する前から、はっきりとわかった。グローベックスでの米国株は5月の最安値を下抜けしてきたし、連日の歴史的な低水準を更新している米国債もさらに更新。為替レートもユーロドルが1.22台になっており、ドル円も77円台だ。

 私はユーロ円の突っ込んだところを買ってみたいと考えていたので、95円台のミドルまで差し込んだ後にすぐに買い場探しのアクションに移った。95.52まで安値をやったようなので、損切りレベルは95.50でよいだろう。完全な逆張りなので、そこにユーロを買う理由はない。あとは値ごろ感だけに頼って買うだけである。

 ドル円の戻りは鈍かったが、ユーロドルの上昇がきつそうだった。さすがにアメリカの指標ということもあり、ドル売りのポーションも無視できないのであろう。ユーロ円が95.95くらいだったので、95.80でビッドを置いたのだが、目では確認できないほどの速さで買い注文がダンになった。

 いつそんな押し目があったのだろうと不思議に思えるほど。しかし買えたのだから文句は言わない。ユーロドルのプライスがかなりブレているので、クロス円のほうで混乱をきたしているのかもしれない。

 ようやく雇用統計の中味を確認しにいったのだが、やはり悪い。就業者数は10万人増を下回っても仕方がないかなと思ってはいたものの、6万人台だ。こんな5月、6月に雇用状態がこのように悪化傾向になったら、秋の大統領選でオバマの再選は危ないのではないかと思われるほどだ。雇用のデータは遅行指標なのだから、今から対策を打っても効果が出るのはとても遅い。

 ともかくもユーロ円は上がってきて、96円台に乗せてきた。利食い態勢に入らねば。そもそもユーロブルではないのだ。利食えるときに、利食ってしまわないといけない。ただ落ち着いてPCに向かえる状況になった頃には、97円台になっていた。手がふさがらずに見ていたならば96円台ミドルで間違いなく買い戻していただろう。これ幸いとポジションをクローズした。

 このユーロ円の戻りは、ユーロドルは1.24台まで戻しきっていたこともあるだろう。ただ、もうひと勝負しようにも米国株はさらに安値模索をしているし、オーバーウィークエンドにしてまでユーロ絡みのポジションをキャリーするのは危ない限りだ。次の手出しは月曜日の早朝からでもよいと思い、この後は何もしなかった。

 週明けの早朝に大きな変化があるかと思って、興味津々で早起きしたのだが、為替相場に波乱はなし。ただグローベックスでは米国株がさらに下げ幅を拡げた。S&P先物は年初のレベルまで押し込まれてしまい、ここ半年のゲインはほとんど吐き出してしまった。そういうなかでもうちょっとリスクオフで反応しそうなものだったが、さすがにドル円の77円台突入では介入警戒感が強まってくる。

 東京市場でソニー株が1000円割れし、TOPIXもバブル以来の安値を割り込んできたとあっては、為替相場の水準に関係なく、金融当局は何か行動を起こすのではないかと期待が高まってきても不思議ではない状況だ。そうしたリスク回避の動きと介入警戒で、為替相場はどちらにも行かず。

 アジア時間ではドル円もユーロドルも20ポイントレンジに徹してしまうこととなった。9時頃に介入もどきの動きが見られたが、こうしたチョッピーな動きは、今週は続くものと思われる。

 問題は今夜の動きだが、経済指標などのイベントはほとんどない。マーケットの最大の関心事は雇用統計の後の株価の動きになるのは言うまでもない。確かに早朝から米国株は大幅安の報告に突っ込んだが、アジア株は日本株、インド株、中国株などはそれほども差し込んでいない。

 日経先物は金曜日の終値が8250円だったことを考えると、東京クローズが8290円であり、むしろ底打ちしてプラス転してきている。米国株もプラス転する可能性も高いとみて、私はリスクテークの方向で構えたいと思う。ちょうど介入の警戒感が高いドル円をさっそく78.14で買ってみた。当然テクニカル的には逆らったポジショニングなので、77.90あたりを下回ってきたら、あっさりとやめてしまうつもりではいるが。


日本時間 18時00分


 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.3pips原則固定 1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年7月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

ヒロセ通商[LION FX]
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
トルコリラスワップポイントランキング CFD口座おすすめ比較 田向宏行
トルコリラスワップポイントランキング CFD口座おすすめ比較 田向宏行
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る