7月10日(火)■『欧州の財政懸念』と『金融市場のリスク許容度』、そして『米国の長期金利の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の財政懸念』と『金融市場のリスク許容度』、そして『米国の長期金利の動向』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・11時00分：中)貿易収支
・17時30分：英)鉱工業生産/製造業生産高
・17時30分：英)貿易収支
・21時15分：加)住宅着工件数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・五十日要因
・EU財務相会合
・米国の長期国債の入札が相次ぐ(10日・3年債、11日・10年債、12日・30年債)
・欧州信用不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑(ECB金融政策結果発表明けでの影響)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・米国の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

10日の五十日で、EU財務相会合が開催される。

本日も、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は、米国の長期金利の動向に影響を与えやすい。

先週の為替相場は、ECB金融政策結果発表絡みでユーロ売りが、週末の米国の雇用統計発表絡みでリスク回避の流れが加速した。
週明けの為替相場は、リスク回避ヨリの流れは継続するものの、多少ユーロは買い戻されている。

本日は、引き続き欧州信用不安や欧州債務懸念(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性に注意したい。
その他、今日から米国の長期国債の入札が相次ぐため、米国の長期金利の動向に注目したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・11時00分：中)貿易収支
→発表での影響はなかなか

・17時30分：英)鉱工業生産/製造業生産高
・17時30分：英)貿易収支
→発表での影響はなかなか

・21時15分：加)住宅着工件数
→発表での影響はまずまず

※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない


7月9日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼ECB金融政策結果発表明けでの影響
▼FOMC議事録(6月19日・20日開催分)の公表が行われる
▼BOJの金融政策結果発表が行われる
▼欧州信用不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼米国の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼米国の長期金利の動向(国債の入札状況や利回りと連動、日米金利差への思惑)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の大手金融機関の決算発表が開始

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7月10日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・10日の五十日 ・EU財務相会合
08:01		英)RICS住宅価格	△	-16%	-16%
08:50		日)マネーストックM2	×	+2.1%	+2.1%
10:30		豪)NAB企業景況感指数	△	-	-4
		↑・NAB企業信頼感指数		-	-2
11:00		中)貿易収支	○	+240億	+187億
14:00		日)消費者態度指数	×	40.7	40.7
17:00		独)バイトマン独連銀総裁の発言	△	要人発言
17:30		英)鉱工業生産[前月比/前年比]	○	-0.2%	±0.0%
				-2.1%	-1.0%
		↑・製造業生産高[前月比/前年比]	○	-0.1%	-0.7%
				-1.9%	-0.3%
		英)貿易収支	○	-91.00億	-101.03億
19:05		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言	B	要人発言
21:15		加)住宅着工件数	○	20.50万件	21.14万件
22:00		欧)ビーニ・スマギ前ECB理事の発言	△	要人発言
23:00		米)IBD/TIPP景気楽観度指数	C	46.9	46.7
		英)NIESR GDP予想	△	-	+0.1%
26:00		米)3年債入札	BB	320億
翌 08:00		豪)ロウRBA副総裁の発言	△	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

なし

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下落の継続・加速時にショートで追随

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