7月11日(水)■『欧州債務問題への警戒感』と『金融市場のリスク許容度』、そして『FOMC議事録(6月19日・20日開催分)』と『明日にBOJ金融政策結果発表を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州債務問題への警戒感』と『金融市場のリスク許容度』、そして『FOMC議事録(6月19日・20日開催分)』と『明日にBOJ金融政策結果発表を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・21時30分：米)貿易収支
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・21時30分：加)貿易収支
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・27時00分：米)FOMC議事録(6月19日・20日開催分)
・米国の週間原油在庫の公表
・米国の長期国債の入札が相次ぐ(10日・3年債、11日・10年債、12日・30年債)
・米国の主要企業の決算発表→チャールズシュワブ、他
・明日にBOJ金融政策結果発表を控える点
・欧州信用不安や欧州債務懸念(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑(ECB金融政策結果発表明けでの影響)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・米国の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

米国の週間原油在庫の公表と10年債の入札が行われ、明日にBOJ金融政策結果発表を控える。

米国の経済指標は、貿易収支がメイン。
経済指標以外にも、6月19日・20日開催分のFOMC議事録が公表される。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は、米国の長期金利の動向に影響を与えやすい。

先週の為替相場は、ECB金融政策結果発表絡みでユーロ売りが、週末の米国の雇用統計発表絡みでリスク回避の流れが加速した。
今週の為替相場も、リスク回避やユーロ売りの流れが継続している。

本日は、引き続き欧州信用不安や欧州債務懸念(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性に注意したい。
その他、米・貿易収支の発表や米国の長期金利の動向、明日にBOJ金融政策結果発表を控える点にも注目。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・21時30分：加)貿易収支
→発表での影響はまずまず

・21時30分：米)貿易収支
・27時00分：米)FOMC議事録(6月19日・20日開催分)
→2つの時間に2種類のイベント。どちらも相場の反応材料としては今ひとつかもしれないが、週明けから今日までまともな経済指標がなかったため、相場が動き出すキッカケになる可能性は高いか


7月9日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼ECB金融政策結果発表明けでの影響
▼FOMC議事録(6月19日・20日開催分)の公表が行われる
▼BOJの金融政策結果発表が行われる
▼欧州信用不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼米国の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼米国の長期金利の動向(国債の入札状況や利回りと連動、日米金利差への思惑)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の大手金融機関の決算発表が開始

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7月11日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・米国の主要企業の決算発表→チャールズシュワブ、他 ・明日にBOJ金融政策結果発表を控える
08:00		豪)ロウRBA副総裁の発言	△	要人発言
08:50		日)第三次産業活動指数	×	+0.2%	-0.3%
		日)国内企業物価指数 [前月比/前年比]	×	-0.4%	-0.4%
				-1.0%	-0.5%
09:30		豪)ウエストパック消費者信頼感指数	△	-	+0.3%
10:30		豪)住宅ローン貸出	△	+0.8%	+0.2%
15:00		日)工作機械受注【速報値】	×	-	-3.0%
		独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	△	-0.1%	-0.1%
				+1.7%	+1.7%
20:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	-6.7%
21:30		加)貿易収支	○	-4.3億	-3.7億
		米)貿易収支	A	-486億	-501億
23:00		米)卸売在庫	C	+0.3%	+0.6%
23:30		米)週間原油在庫	BB	-	-427.0万
26:00		米)10年債入札	BB	210億
27:00		米)FOMC議事録(6月19日・20日開催分)	S	-	-
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

なし

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下落の継続・加速時にショートで追随

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