羊飼い

8月10日(金)■『欧州債務問題への思惑』と『金融市場のリスク許容度』、そして『週末要因やポジション調整』に注目！

2012年08月10日(金)08:07公開 [2012年08月10日(金)08:07更新]

本日の為替相場の焦点は、『欧州債務問題への思惑』と『金融市場のリスク許容度』、そして『週末要因やポジション調整』にあり。

米国の経済指標は、
・21時30分：米)輸入物価指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・時間未定：中)貿易収支
・15時00分：独)消費者物価指数【確報値】
・17時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
・21時30分：加)失業率＆雇用ネット変化
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・10時30分：豪)RBA四半期金融政策報告
・週末要因
・五十日要因
・欧州の大手金融機関の決算発表→アイルランド銀行
・米国の主要企業の決算発表→JCペニー、他
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
・欧州各国の国債の動向(今週も入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。

★★★

週末金曜日で10日の五十日で、RBA四半期金融政策報告が行われる。

米国の経済指標は、輸入物価指数ぐらい。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

今週の為替相場は、大きめに上下に振れるが明確な方向性はない状態が続いていたが、昨日の相場でユーロが全面安となり、ドル買いも優勢になっている。

週末五十日の本日は、、引き続き欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性に注視したい。
その他、五十日＆週末要因やポジション調整も気になるところ。

■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・10時30分：豪)RBA四半期金融政策報告
→今後の金融政策への思惑噴出で大きな変動のキッカケになりやすい

・時間未定：中)貿易収支
→発表での影響は非常に大きい

・15時00分：独)消費者物価指数【確報値】
→発表での影響はまずまず

・17時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
→発表での影響はまずまず

・21時30分：加)失業率＆雇用ネット変化
→発表での影響は非常に大きい

・21時30分：米)輸入物価指数
→本日の注目に値する米国の経済指標・イベントはこれくらい

8月6日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼FOMC結果発表(8/1)明けでの影響
▼ECB金融政策結果発表(8/2)明けでの影響
▼米国の雇用統計発表(8/3)明けでの影響
▼欧州債務問題への思惑
▼金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼米国の長期金利の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ、ドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼金や原油などの商品市場の動向
▼ロンドンオリンピックが開催中(7月27日～8月12日)

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8月10日(金)の為替相場の注目材料

指標ランク
(注目度＆影響度)

市場
予想値

前回
発表値

・週末金曜日
・10日の五十日
・ロンドンオリンピック開催(7月27日～8月12日)
・欧州の大手金融機関の決算発表→アイルランド銀行
・米国の主要企業の決算発表→JCペニー、他

08:50

日)国内企業物価指数
[前月比/前年比]

+0.1%

-0.6%

-1.5%

-1.3%

10:30

豪)RBA四半期金融政策報告

◎

未定

中)貿易収支

◎

+350.5億

+317.2億

13:30

日)鉱工業生産【確報値】
[前月比/前年比]

-0.1%

-2.0%

14:00

日)金融経済月報・基本的見解

△

15:00

独)消費者物価指数【確報値】
[前月比/前年比]

○

+0.4%

+1.7%

17:30

英)生産者物価指数
[前月比/前年比]

○

±0.0%

-0.4%

+2.0%

+2.3%

↑・生産者物価指数【コア】
[前月比/前年比]

+0.1%

-0.2%

+1.6%

+2.0%

21:30

加)失業率

◎

7.2%

↑・雇用ネット変化

+0.60万人

+0.73万人

米)輸入物価指数
[前月比/前年比]

+0.2%

-2.7%

-2.5%

-2.6%

27:00

米)財政収支

-930億

-597億

普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。
重要ランクについて	米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記	当コンテンツについての免罪事項・ご利用上注意点
※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記