9月11日(火)■『米国の追加金融緩和期待』と『金融市場のリスク許容度』、そして『欧州債務問題への思惑』と『明日に独連邦憲法裁判所によるESMに関する合憲判断の公表を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の追加金融緩和期待』と『金融市場のリスク許容度』、そして『欧州債務問題への思惑』と『明日に独連邦憲法裁判所によるESMに関する合憲判断の公表を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・21時30分：米)貿易収支
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・17時30分：英)貿易収支
・21時15分：加)住宅着工件数
・21時30分：加)貿易収支
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・夏季ダボス会議(11日～13日開催)
・ユーロ圏の銀行監督一元化の提案を公表
・欧州議会本会議(10日～13日開催)
・今週に米国の長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
・米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
・明日に独連邦憲法裁判所によるESMに関する合憲判断の公表を控える点
・13日(木)にFOMC結果発表を控える点
などの要因に注意。


★★★

本日から欧州議会本会議が開催される。
また、ユーロ圏の銀行監督一元化の提案が公表される日でもある。

米国の経済指標は、貿易収支がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は、米国の長期金利の動向に影響を与えやすい。

先週の為替相場は、週初からドル売り・ユーロ買いの流れが続いていたが、週末に発表された米国の雇用統計の影響でその流れが加速した。

週明けの為替相場は、 米国の雇用統計発表後の変動の反動からか、直後にビッグイベントを控えての調整からか、先週末の流れへの調整が主体となった。

本日は、引き続き米国の追加金融緩和期待と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)での方向性が焦点。
週明けの昨日は調整が優勢となったが、直近で加速しているドル売り・ユーロ買いの流れが継続・再加速するかどうかが重要となる。
また、明日に独連邦憲法裁判所によるESMに関する合憲判断の公表を控える点や13日(木)にFOMC結果発表を控える点にも注意。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・17時30分：英)貿易収支
→発表での影響はなかなか

・21時15分：加)住宅着工件数
→発表での影響はまずまず

・21時30分：加)貿易収支
→発表での影響はまずまず

・21時30分：米)貿易収支
→本日、注目に値する米国の経済指標はこれぐらい


9月10日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けとなる点
▼ECB理事会結果発表明けとなる点
▼12日(水)に独連邦憲法裁判所によるESMに関する合憲判断が行われる点
▼13日(木)にFOMC結果発表が行われる点
▼今週に米国の長期国債の入札が相次ぐ点
▼米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
▼欧州債務問題への思惑(今週も絡みのイベントが多数)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融当局者や要人による発言
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金や原油などの商品市場の動向

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9月11日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・夏季ダボス会議(11日～13日開催) ・ユーロ圏の銀行監督一元化の提案を公表 ・欧州議会本会議(10日～13日開催) ・明日に独連邦憲法裁判所のESMなどの合憲判断公表を控える ・13日(木)にFOMC結果発表を控える
08:01		英)RICS住宅価格	△	-23%	-24%
08:50		日)第3四半期景況判断BSI[全産業]	×	-	-3.1
		↑・景況判断BSI[大企業製造業]		-	-5.7
10:30		豪)NAB企業景況感指数	△	-	-3
		↑・NAB企業信頼感指数		-	+4
15:00		日)工作機械受注【速報値】	×	-	-6.7%
17:00		南ア)第2四半期経常収支	×	-1432億	-1526億
17:30		英)貿易収支	○	-90.00億	-101.19億
20:00		南ア)製造業生産高 [前月比/前年比]	×	-0.5%	-2.4%
				+6.2%	+0.8%
21:15		加)住宅着工件数	○	20.00万件	20.85万件
21:30		加)貿易収支	○	-14.5億	-18.1億
		米)貿易収支	A	-440億	-429億
23:00		米)IBD/TIPP景気楽観指数	C	46.4	45.6
25:00		欧)アスムセンECB理事の発言	△	要人発言
26:00		米)3年債入札	BB	320億ドル
26:15		英)マイルズMPC委員の発言	△	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

なし

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ロングヨリ

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