本日の為替相場の焦点は、『ECB理事会結果発表明け&FOMC議事録公表明けでの影響』と『米国の雇用統計の発表』、そして『欧州債務懸念』と『金融市場のリスク許容度』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)白川日銀総裁の記者会見
・19時00分:独)製造業受注
・21時30分:加)住宅建設許可
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・ECB理事会結果発表明けとなる点
・FOMC議事録公表明けとなる点
・週末要因
・五十日要因
・中国が祝日で休場(国慶節・中秋節、9月30日~10月7日まで)
・8日(月)が米国で祝日で連休入りとなる(日本とカナダも祝日)点
・欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州の追加金融緩和への思惑(ECB理事会結果発表明け)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・日本の追加金融緩和への思惑(本日に日銀金融政策決定会合結果発表)
・米国の追加金融緩和への思惑(FOMC議事録公表明け)
・中国当局による景気刺激策実施への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
ECB理事会結果発表明け&FOMC議事録公表明けで、BOJ政策金利&声明発表&白川日銀総裁の記者会見が行われる。
週末金曜日で5日の五十日、中国が国慶節・中秋節で連休中。
また、8日(月)が米国で祝日(日本とカナダも)となるため連休入りとなる。
米国の経済指標は、雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週の為替相場は、週半ばから多少ながらも動意付き始めている。昨日の為替相場では、欧州債務問題の進展期待やECB理事会結果発表後のドラギ総裁の記者会見での国債購入策への言及などでユーロ買い・ドル売りの流れが優勢となった。
本日は、米国の雇用統計の発表日。ECB理事会結果発表明けやFOMC議事録公表明けでの反応に注意しながら、米国の雇用統計の発表を待つしかない。そして、金融市場のビッグイベントである米国の雇用統計の発表での変動を見極めつつ、引き続き、欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)や金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)、世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)での流れにも注視。
また、五十日要因や米国が連休入りともなる週末要因及びポジション調整などにも気を付けたいところ。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)白川日銀総裁の記者会見
→内容的にはサプライズはないだろうが、今後の金融政策への思惑次第でおおきな反応にも
・19時00分:独)製造業受注
→発表での影響はまずまず
・21時30分:加)住宅建設許可
→発表での影響はまずまず
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
→発表での影響は非常に大きい
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
→本日のメインはコレ。言わずと知れた金融市場のビッグイベント。来週月曜日が米国の祝日で連休入りの週末になる点も重要。大きな流れとなれば、シッカリと掴みたいところ
10月1日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼月初め・四半期初めでの影響
▼10月4日(木)にECB理事会結果発表&ドラギECB総裁の記者会見
▼10月4日(木)にFOMC議事録(9月12日・13日開催分)の公表
▼10月5日(金)に日銀金融政策決定会合結果発表&白川日銀総裁の記者会見
▼10月5日(金)に米国の雇用統計の発表
▼欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体、週末の米・雇用統計がメイン)
▼欧州の追加金融緩和への思惑(4日にECB理事会結果発表)
▼米国の長期金利の動向
▼日本の追加金融緩和への思惑(5日に日銀金融政策決定会合結果発表)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の追加金融緩和への思惑(4日にFOMC議事録公表)
▼中国当局による景気刺激策実施への思惑
▼中国が祝日で連休となる点(国慶節・中秋節、9月30日~10月7日まで)
▼8日(月)が米国で祝日で連休入りとなる点(日本とカナダも祝日)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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10月5日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・ECB理事会結果発表明け ・FOMC議事録公表明け ・週末金曜日 ・5日の五十日 ・中国が祝日で休場(国慶節・中秋節、9月30日~10月7日まで) ・8日(月)が米国で祝日で連休入りとなる(日本とカナダも祝日) |
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09:45 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利&声明発表 | ◎ | 0.10% 据え置き |
0.10% 据え置き |
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14:00 |
日)景気動向指数【速報値】 [一致CI指数/先行CI指数] |
× | 93.6 | 93.8 | ||||||||||
93.5 | 93.0 | |||||||||||||
15:30 | 日)白川日銀総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
19:00 |
独)製造業受注 [前月比/前年比] |
○ | -0.5% | +0.5% | ||||||||||
-4.3% | -4.5% | |||||||||||||
21:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | -1.3% | -2.3% | ||||||||||
加)失業率 | ◎ | 7.3% | 7.3% | |||||||||||
↑・雇用ネット変化 | +1.00万人 | +3.43万人 | ||||||||||||
米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +11.5万人 | +9.6万人 | |||||||||||
↑・失業率 | 8.2% | 8.1% | ||||||||||||
23:00 | 米)ダドリーNY連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 独)メルケル独首相の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
米)デュークFRB理事の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
28:00 | 米)消費者信用残高 | C | +72.50億 | -32.76億 | ||||||||||
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米国の雇用統計発表→週末での流れで臨機応変に。基本的には中立で、発表後に判断
米国の雇用統計発表→週末での流れで臨機応変に。基本的には中立も、どちらかと言えばロングヨリ
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