本日の為替相場の焦点は、『欧州債務懸念』と『金融市場のリスク許容度』、そして『ECB金融政策決定後のドラギ総裁の記者会見』や『FOMC議事録の公表』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)製造業受注指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
・10時30分:豪)小売売上高
・23時00分:加)Ivey購買部協会指数
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・20時00分:英)BOE政策金利&声明発表&BOE資産購入枠発表
・20時45分:欧)ECB政策金利&声明発表
・21時30分:欧)ドラギECB総裁の記者会見
・27時00分:米)FOMC議事録公表(9月12日・13日開催分)
・中国が祝日で休場(国慶節・中秋節、9月30日~10月7日まで)
・スペインの長期国債の入札日
・明日に米国の雇用統計の発表を控える点
・欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州の追加金融緩和への思惑(本日にECB理事会結果発表)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・日本の追加金融緩和への思惑(明日に日銀金融政策決定会合結果発表)
・米国の追加金融緩和への思惑(本日にFOMC議事録公表)
・中国当局による景気刺激策実施への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
中国が国慶節・中秋節で連休中で、スペインの長期国債の入札日。
また、BOE政策金利&声明発表&BOE資産購入枠発表とECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見、FOMC議事録公表(9月12日・13日開催分)が行われる。
米国の経済指標は、新規失業保険申請件数がメイン。
その他、製造業受注指数も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、引き続き、欧州債務懸念でのユーロ売りとリスク回避でのドル買い・ユーロ売りの流れが優勢となった。
週明けの為替相場は、それなりに動いてはいるが大きな方向性はでない状態のままとなっている。
本日は、なんと言っても、ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見とFOMC議事録公表(9月12日・13日開催分)での反応が気になるところ。それらを踏まえつつ、引き続き欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)と金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)が重要。
また、明日に米国の雇用統計の発表を控える点や世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
→発表での影響は非常に大きい
・10時30分:豪)小売売上高
→発表での影響は非常に大きい
・20時00分:英)BOE政策金利&声明発表&BOE資産購入枠発表
→サプライズはなく、今後の金融政策への思惑次第
・20時45分:欧)ECB政策金利&声明発表
→サプライズはなく、直後のドラギECB総裁の記者会見に注目が集まる
・21時30分:欧)ドラギECB総裁の記者会見
→言及次第だが、今後の金融政策への思惑などで大きな反応のキッカケになりやすい
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)製造業受注指数
・27時00分:米)FOMC議事録公表(9月12日・13日開催分)
→3つの時間に2種類の経済指標とFOMC議事録の公表。経済指標は明日に米・雇用統計の発表を控えて敏感になりやすい。FOMC議事録は今後の金融政策への思惑が噴出しやすいがどこまで反応するかは未知数
・23時00分:加)Ivey購買部協会指数
→発表での影響はまずまず
10月1日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼月初め・四半期初めでの影響
▼10月4日(木)にECB理事会結果発表&ドラギECB総裁の記者会見
▼10月4日(木)にFOMC議事録(9月12日・13日開催分)の公表
▼10月5日(金)に日銀金融政策決定会合結果発表&白川日銀総裁の記者会見
▼10月5日(金)に米国の雇用統計の発表
▼欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体、週末の米・雇用統計がメイン)
▼欧州の追加金融緩和への思惑(4日にECB理事会結果発表)
▼米国の長期金利の動向
▼日本の追加金融緩和への思惑(5日に日銀金融政策決定会合結果発表)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の追加金融緩和への思惑(4日にFOMC議事録公表)
▼中国当局による景気刺激策実施への思惑
▼中国が祝日で連休となる点(国慶節・中秋節、9月30日~10月7日まで)
▼8日(月)が米国で祝日で連休入りとなる点(日本とカナダも祝日)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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10月4日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・中国が祝日で休場(国慶節・中秋節、9月30日~10月7日まで) ・スペインの長期国債の入札日 |
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10:30 |
豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比] |
◎ | +4.7% | -17.3% | ||||||||||
-14.3% | -10.6% | |||||||||||||
豪)小売売上高 | ◎ | +0.4% | -0.8% | |||||||||||
16:15 | ス)鉱工業生産 | × | - | +1.4% | ||||||||||
20:00 | 英)BOE政策金利&声明発表 | ◎ | 0.50% 据え置き |
0.50% 据え置き |
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↑・BOE資産購入枠発表 | ◎ | 3750億 据え置き |
3750億 据え置き |
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20:30 | 米)チャレンジャー人員削減予定数 | C | - | -36.9% | ||||||||||
20:45 | 欧)ECB政策金利&声明発表 | ◎ | 0.75% 据え置き |
0.75% 据え置き |
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21:30 | 欧)ドラギECB総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 37.0万件 | 35.9万件 | |||||||||||
23:00 | 加)Ivey購買部協会指数 | ○ | 59.4 | 62.5 | ||||||||||
米)製造業受注指数 | BB | -5.9% | +2.8% | |||||||||||
26:30 | 加)マックレムBOC副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)FOMC議事録公表(9月12日・13日開催分) | SS | - | - | ||||||||||
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21時30分の米国の新規失業保険申請件数とドラギECB総裁の記者会見の反応狙い。方向性に関しては中立
21時30分の米国の新規失業保険申請件数とドラギECB総裁の記者会見の反応狙い。方向性に関しては中立
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