ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

今井雅人_投資戦略メルマガ
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

直前の予想通りにオバマ氏再選!
ご祝儀ムード続くかクロス円ウォッチ

2012年11月07日(水)17:36公開 (2012年11月07日(水)17:36更新)
持田有紀子

ザイFX限定!口座開設&取引で最大10000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX

 さて、いよいよ大統領選の結果待ちとなった昨晩。このアメリカの大統領選挙が相場に与えている状況を振り返ってみる。米国株は8月以降の動きのなかにおいては、ほぼ安値圏でステイしている。緩和期待でリスクテークになっていた時期から比べると、すでに期待も効果もハゲ落ちて、利食い売りしたい人は利食い、一巡したというステージのようだ。

 ではここからさらにリスクテークに向かうほど、果たして大統領が誰になるかが重要なのかという問題である。オバマが再選するだろうというのがもっぱらの予想だが、それだと現状維持だし、マーケットに変化は与えられないのではなかろうかとも思える。そういう意味ではどこかで株価の下落のタイミングを狙って、リスク回避の方向で賭けてみるのが納得のいく作戦だとも思えるのだが、それも相場の動き次第である。

 昨日の欧州市場ではそうした私の思惑とは反対に、欧州株は大きく値を伸ばしていく展開となった。大統領が誰に決しようと、市場の不透明要因がひとつ消えるというのが最大の理由のようだ。肝心のグロベックスでの米国株も高値追いを始めた。欧州株、とくにドイツやイギリスの株価も今年の最高値に急接近している。

 リスク許容度が増してきているのは明らかで、ユーロドルは1.28台乗せ。そしてユーロ円も102円台の後半まで切り返してきた。欧州から出てきた経済指標がいずれも悪いものが多かっただけに、余計に期待だけでのリスクオンが目立つ感じがする。

 株価の値崩れする局面を待ったのだが、昨日はニューヨーク時間に入ってもなおリスクテークが続き、ユーロドルもユーロ円も高値圏での張り付き状態となった。1.28台の前半や102円台の後半は無理して売っていくようなレベルでもないだろう。ニューヨーククローズを見ることにして、私は何も取引せずにいた。

 ニューヨーク市場の午後ではドル円がさらに持ちあがり、80円台のミドルをアタックしたようで、ユーロドルはあんまり動いていなかった。東京時間の午前中ではユーロ売りが多少出てきて、ユーロドルは1.28ちょうどを割り込んだ。開票作業が進んで、状況が見えてくるのは東京時間の午後からだというので、ここは我慢したいところ。

 まだ株価には大きな動きが現れていないからだ。しかし10時過ぎに急激にグローベックスでの株価が下落。昨日の欧州序盤のレベルまで急降下した。日本株はまったくの無反応だったので、アメリカ固有の問題かもしれないし、アメリカの選挙の裏ではギリシャの第三次支援に向けての攻防も続いているせいかもしれない。

実際のところはどうなのかよくわからなかったが、とにかく株安の方向でマーケットが反応しているのだから、私もリスクオフで臨まないといけない。ドル円にしようかユーロ円にしようかと迷ったが、やはり下値に余地がありそうなのはユーロ円のほうだろう。そういうわけですでに下がってしまってはいるが、ユーロ円を102.53で売っていった。

 東京のランチタイムになっても、いまだに大勢は判明せず。株価も押しまくっている。日経先物は朝のレベルよりも150円も下がっており、8900円まで突っ込んでいる。リスク回避も進んでおり、ユーロ円も102.30も触りだした。しかしユーロドルも上がっているので、相場としてはドル安に進んでいるだけだ。

 なんとなく当てが外れたようでもある。ちょっと注意して身構えていると、13時過ぎから株価は反発。これはマズイと思って、私もクロス円のショートはやめることにした。買いにいったときはすでに上向きに走っていて、102.81でしかカバーできなかった。

 フロリダやオハイオなどの地区ではオバマが優勢と伝えられ、オバマが再選しそうだということになって、ドル円もユーロドルも上昇。きついユーロ円の上げとなってしまった。東京クローズとなって、米国株も日本株も朝のレベルにまで戻ってしまい、残ったのは高いユーロドルだけだということになった。

 今晩は大統領選挙の結果の消化具合を見る一日となる。いちばん注目を集めるのは株価の行方だ。昨日、大幅高をやっているだけに、この高い株価を正当化できるだけの値動きが今夜のニューヨーク市場で演じることができるか。アジア時間と同じような動きが、ニューヨークオープン前に起こったならば、そこはやっぱりユーロ円の売り場になるのではないかと思う。

日本時間 17時30分
 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年11月5日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

GMO外貨[外貨ex]
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
人気FX会社ランキング キャンペーンおすすめ10 メキシコペソ比較
人気FX会社ランキング キャンペーンおすすめ10 メキシコペソ比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る