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田向宏行
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

押し目買い意欲が強いドル円、
アメリカ小売売上高とても注目!

2013年03月13日(水)16:44公開 (2013年03月13日(水)16:44更新)
持田有紀子

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 昨日は久しぶりに円高方向に為替相場が動いた。リスクの観点からも、昼間に東京市場で日経先物が12400円の高値を付けて、それが金曜日の雇用統計の後の高値と並んだことで、ミニ・ダブルトップとなってしまい、急速に高値追いの姿勢がなくなったためである。そして午後には一段安。欧州市場もリスクオフのムードで始まったので、日本円の買い戻しが優勢となった。

 アジア時間の早朝に96.70まで跳ね上がったドル円も、96.40を割り込んできた。今日は下がる日なのかなと思いつつも、積極的にドル円を売り込んでいくのはためらわれる。やはりどう考えてもトレンドは上向きであるからだし、仮にトレンドで逆張って攻めるにしてもポジションはそんなに大きくは取れない。

 それでも何もしないわけにもいかず、96.34で売ってみた。買い戻しのレベルは当然のごとく、96.73で設定する。ストップ注文を出して、あとは相場に任せるしかない。しばらくは96.50あたりまで戻るなどして、あんまり持ち心地の良くない時間を過ごしたが、17時半近くになって日銀の後任人事に関する民主党の意見が出て来て、それでドル円が押し込まれることとなった。

 黒田氏と中曽氏に関しては合意をするものの、岩田氏の副総裁就任には反対するという。それで人事が遅れるのではないかとの憶測を呼んだのであろう。円の買い戻しが強まった。それでも短期ポジションの調整の域を出ていない。値幅が小さいのだ。96円ちょうどという節目を割り込むのに、ものすごい押し目買い圧力に遭遇したのも事実だ。

 しかし18時を回ったころには、ドル円も95円台に突入。私も久しぶりに売り増ししてみた。95.97で売り増したので、全部の買い戻しは96.05にしよう。再び96円台に戻るならば、もっと上がってもおかしくはない状況なのだから。それほど買いたい人が多いと見ている。

 イギリスの経済指標も悪くて、ポンド円などの売りも出たのか、ドル円はどんどん下がった。1回目の押しでは95.75あたりまで、そして2回目の押しでは95.65あたりまで。その間にもショートカバーが20ポイント以上もあったので、やはり次の押し目はしっかりと買い戻さなければ!

 しかし、次はなかった。ドル円は95.80付近で30分ほどもんだ後に、一気に上にもっていかれた。私も96.05で買い戻させられた。まざまざと押し目買い意欲の強烈さを見せつけられた感じだ。それでもドル円は思ったほども戻らなかった。

 私としてはもう一度、セル・オン・ラリーを試みようと思ったのだけれども、ニューヨークオープン時にちょっと96.20近辺まで上がっただけで、その後はひたすら重い状況が続いた。後から振り返るとニューヨーク時間のほとんどは95円台でやっている始末だ。米国株は小さい値動きのままだったが、そのなかでも今年の最高値をしっかりとつけてきている。

 さて今晩はようやく大きめの指標が出てくる。アメリカの小売りの数字だ。米国株が高値圏で張り付いており、高値警戒感もあるのでリスク外しの場探しをしている状況であるには変わりがない。事前の予想ではプラス0.5%である。

 これが少しでも悪い結果となると、極端なリスク回避に向かうかもしれない。反対に良い結果になると、相場は株価次第だろう。その場合にはドル円を96.70の手前で売ってみて、高値越えで買い戻すことを愚直にやるしかなさそうだ。

日本時間 16時30分
 


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