ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

志摩力男_グローバルFXトレード
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

小売売上もとても良くドル全面高、
でも米国株の動き注視しての売り場探し

2013年03月14日(木)16:36公開 (2013年03月14日(木)16:36更新)
持田有紀子

ザイFX限定!口座開設&取引で最大10000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX

 昨日の欧州序盤ではドル円の安値攻めで始まった。すでに96円ちょうどを割り込んできてからというもの、アジア時間でもすでにドル円の売り圧力は高まっていた。高値警戒感に加えて、先月末のレートが92円台だったことを考え合わせると短期的なスピード調性が出てきてもおかしくはないだろうという観測も強まってはいた。連日の続伸を繰り返している米国株などの好材料にも関わらず、ドル円が安いということで日本株は続落。アジア時間はますますリスク回避の動きが強まった。

 そこでひとつの目標を与えるのが日経先物の水準であった。昼間に安値を12150円までやっていて、欧州序盤でも円高によって同じ水準である12150円まで差し込んだ。その前日の安値が12140円だったので、当然のごとく意識されるべき重要なテクニカルポイントを形成している。私もドル円を売り込んでいきたいのだが、日経先物がナイトセッションでこのレベルを下回ってきてからにしようと考えた。

 節目が重要であればあるほど、その後の反発も大きい。「あれが絶好の拾い場だった」ということにもなりかねない。教科書的には自分のスタンスやビューとは関係なく、日経先物の安値攻めのステージでドル円を逆張りで買っておくべきだったのだろう。ちょうどそのときの安値である95.45あたりが、その日の安値になってしまった。私としては買っておけなかったのが残念である。96円台からの下落を目の当たりにしているだけに、ちょっと売りに拘りすぎた一面もあった。ああ、反省、、、

 ともかくもドル円の突っ込み売りはしなくても済んだものの、何も持っていないのは悔しい。次のアメリカの小売の指標で勝負するしかない。すでに米国株は歴史的な高値近辺で張り付いているのだから、それ以上のリスク許容度があるのかどうかが最大の問題だ。株価上昇がい込めなければ、ドル円は再び下値方向を攻めるのは確実の情勢となっている。

 指標の出る直前はドル円は95.80あたりまで戻していた。結果が良くても、かなり良いものでないとマーケットは反応しきれないだろう。また反対に少しでも悪ければ、すぐにリスクオフとなるはずだ。どうなることかちょっと興味津々でパソコンの前にいた。

 しかし出てきた結果はたいへん良いものだった。事前の予想がプラス0.5%であり、これ自体でかなり強すぎるものであったのだが、それを上回ってのプラス1.1%だった。だったら目をつぶってドルを買わなければならない。95円台の中盤で買うことをしなかった私としては、96円台に乗せてきているドル円を買いづらい。

 そこで同じドル買いということでユーロドルを売ることにした。すでに下がってしまっており、1.29台になっていた。1.29台のミドルは今月になって何度も押し目を形成しているので、ちょっと嫌な気もしたが、そこは積極的に1.2986で売っていった。ロスカットは1.3000である。

 すでに欧州時間ではユーロ安が目立っていた。イタリア国債の利回りが上昇し、欧州の信用不安が持ち上がっていたともいえる。それでも1.2950-1.2960ゾーンの手前ではかなりのビッドにぶつかりそうだ。自分でユーロを売っておいて、チャートを見ると少し自信をなくす。勢いに乗って売ってみたものの、やはりそのレベルでのサポート感がきつい。

 ちょっと気弱になっていたので1.2956で買い注文を出していたのだが、それがダンになるといきなり1.29台の前半まで下げてしまった。うーん、抜けてしまったのだから投げ売りも巻き込んだということなのだろうが、それにしても自分の相場への出入りがちょっとチグハグだ。ここは早めに寝てしまおう。

 結局、ニューヨークマーケットではドルの全面高で終わったようだ。しかしドル円は96円ちょうどをはさんでの動き出し、とてもダイナミックだったとはいえない。米国株は9日続伸だといっているが、ここ4営業日は毎回同じ高値で止められている。きれいに見事に並んだものだ。それだけレジストの力が強いと見ないといけないのかも。

 昨日とは逆で、グローベックスで米国株が高値圏に近づいてきたら、ドル円かユーロ円でも売ってみようかな。すでにアジア時間で日本株などが下げに転じたりもしていたが、アメリカの経済指標でアップサイドを攻める局面もあるかもしれない。今晩もニューヨークオープンに十分と気をつけたいところ。


日本時間 16時20分

 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
【2024年12月】ザイFX!読者がおすすめするFX会社トップ3を公開!
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

■持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」の関連記事

セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
トルコリラスワップポイントランキング 人気FX会社ランキング MT4比較
トルコリラスワップポイントランキング 人気FX会社ランキング MT4比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る