先週末はイースターのため、欧米は休み。市場もやっていないので、相場は何も動きていない。日経先物だけがナイトセッションでやっていたが、外部要因がないので動くはずもなかった。
週末にキプロスで預金課税が最大で60%まで跳ね上がるという報道がなされたが、今朝の為替相場ではとくに反応はなかった。また日銀短観が出たが、事前の予想よりも少しだけ悪かった。直後には市場の反応は薄かったが、中国の景況指数も悪いということが出てきてからはリスク回避の動きが鮮明となってきた。
ドル円も94.30レベルだったのが、10ポイント程度の下落を呈してきたので、私も短期的なポジションだと割り切って94.29で売り込んでみた。もちろん日銀の金利会合などを控えているので、今日中にスクエアに戻したい。94.50を越えてきたら当然、カットはするが、このリスク回避の傾向がいつまで続くのか。目先のターゲットは93.80だ。
そのあたりで何度も跳ね返されている印象の濃いところだったからだ。今日もそのあたりで止められていた。今のところ買い戻すこともしないで、もうちょっと様子をみることにした。欧州が夏時間に入っているが、早々にドル円が崩れてきた。我慢の甲斐があって93円台の前半だ。しかし欧州市場では今日も休みのところが多い。勝負は米国市場まで持ち越しになるかもしれない。
ドル円は93.20近辺まで下がった。新年度にはいったわけだが、これまでの円安を受けて4月1日から実際に値上げされるものが出て来ている。このためそれをフォローするような日本の政治家の発言がパラパラ出ているのも影響しているのだろう。
今週はイベントが多い。日銀の金利会合も「大胆な金融緩和」ということで、なにか目新しいことでもやるのかなという期待を大きく集めている。そして同じ日にはイギリスとECBの金利会合も行われる。こちらのほうは株価が高いということもあり、金融政策が変更される見込みは少ないものとされている。サプライズがあるとすれば出口戦略に関する扱いだが、それは議事録が出て来ないとわからないので、今回のドラギ総裁の発言などでは問題視されないだろう。
また週末に雇用統計という本尊が控えている。昨年の第4四半期は米国内の回復の伸びが鈍化したが、今年の第1四半期は持ち直しているとされているので、雇用環境の改善も期待されている。それの試金石が水曜日のADP指数であるが、この中でも就業者数の増加は前回よりも増加していて当然だとする見方が増えている。
そうした状況なので、雇用統計までは各々のデータに一喜一憂するしかない展開となるであろう。今晩はISMの景況指数だ。特に米国株が今年の最高値をトライするステージが続いているので、リスクに対しては敏感になっている。もしも結果が悪かったらリスク回避の動きとなるだろうが、ドル円は日銀会合を控えてショートにしづらいのも事実だ。売っていくならばユーロドルか。とにかく連休明けのニューヨーク勢の動きを見たいところだ。
日本時間 16時20分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2025年1月6日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
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