昨日はアジア時間でリスクテークが進んだので、ドル円も高いまま。アジア時間で93.65あたりを何度かやって、買い疲れからか、ちょっと垂れてきて欧州入りとなった。ドル円は93.40当あたりで、ユーロドルは1.2800あたりで。ちょっと自分にとっては興味のわきにくいレベルであった。
ベーシックに徹するならば、翌日には日銀の会合も控えているのだし、後で「93円台のミドルを買っておけばよかった」ということを避けるためにも、スモールでもドル円を買っておくべきなのだろう。しかし96円台から92円台まで押して、現状は93円台。
もしも上がるようなことがあるのであれば、そのときは高くなってしまったところから買っていってもよいはずだ。本当に96円台を越えて、97円台、98円台を進むはずだし、日銀対策での円ショートを仕込むのならば、直前でもよい。あまり興味が沸かないものは仕方がない。ADPの数字まで待つことにした。
そういうわけでニューヨーク序盤まで何もしないでいた。その間、日経先物は昨日の安値から500円以上切り返しているのに、依然として高値圏で張り付き。グローベックスでの米国株も今年の最高値に張り付いている。完全なリスクテークの形となっているが、それほどADPの結果に期待がもたれており、週末の雇用統計に対する期待も高いのだろう。
しかし20万人以上の増加が見込まれていたADP指数は、15万人台にとどまった。ネガティブサプライズだと思って、私は速攻でドル円を93.31で売っていったが、ドル円は20ポイントほどしか落ちず、ダイナミックには落ちなかった。私としてはロスカットを83.50に設定して、次の指標を待つしかなかった。その間に米国株がオープンしたが、それほども落ちていない。まったく面白くない展開であった。この分では翌日の日銀期待でドル円が買われておしまいになるのではないか。
運よく、ISMの非製造業のデータが予想を下回った。というよりも数字が出る前から急激にドル円が軟化し、93円割れを目指す動きとなったのだ。だれか結果を知っているようなプレーヤーがフロントランニングしているのか。どちらにしてもドル円は92円台に突入した。こうなると目下の目標は前日の安値である92.57であり、仮に到達しなくてもなんとか92円台では買い戻したい。
安いところまで我慢はしたいが、ちょっとでも戻る気配を呈すれば即座に買い戻すつもり。いちばん緊張を強いられる状態となった。92.85くらいまでは差し込んだが、すぐに反発。アッという間に93円台に戻ってしまった。92.99では買い戻したが、なんだか何ともつまらないディールをしてしまったものだ…。
さて注目の日銀会合だが、ドル円は93.00あたりで迎えた。ドル円は思ったほどビッドが強くない。これは期待されていないのではないかという感じだった。とてもドル円をロングにして攻めるどころではないようだった。しかしかなり定刻より遅れて結果が公表されると、ドル円は上昇。
最初のうちはやんわりとだったが、93.70を越えてきたあたりからは、もうほとんど押し目のない激しい上げとなった。私もちょっとずつドル円をロングにしては15ポイントほど取って、また買ってみたり。15時を過ぎたあたりの一撃ではやられてしまったが、なんとか生き延びられた。
今晩はイギリスとECB(欧州中銀)の金利会合がある。金融政策に変更はなしというのが市場のコンセンサスだが、GDPも雇用状態も良くない両者なので、いつ0.25%の利下げがあってもおかしくはないという姿勢も少しは持っていないと危ないだろう。私として会合の前後でポンドとかユーロをショートにしてみてもいいと思っている。
日本時間 17時00分
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