昨日はアジア時間でドル円は99円台割れをトライしたが、完全に割り込むことには失敗。欧州序盤にかけて買い戻されて、99円台のミドル。そして顕著だったのはクロス円の買いだ。ユーロ円は欧州序盤で大きくジャンプし、130円台の中盤まで到達。これで今日も円売りの開始かと思いながら、ドル円やユーロ円の買い場を探すことに。ドル円は昼間の値動きから見ると、やはり99.00が最大のディップと考えて、その手前では買いたいところだ。ユーロ円は前日の高値も越えて跳ね上がった130.00が肝となりそうだ。
21時過ぎに黒田総裁が「通貨安には限りがある」見たいな発言をしたので、瞬間的にドル円やユーロ円は売られた。ドル円は99.00を割れ、ユーロ円は129円台に逆戻り。しかしすぐにでも戻りそうな雰囲気を醸し出していた。これ以上、上がるのかどうかを見極めているといったところだ。そしてもし下がらないのであれば、絶好の押し目となるはずなので、買いたい意欲がわいてくるステージである。私も下値ばかりを気にして見ていたが、一向に下がらず、あっという間に99.40くらいまで戻ってしまった。
そしてFOMCの議事録がいつもよりも早い時間に出てしまった。内容はいつもと変わらないのだが、QEを続けるの、やめるのというものだった。しかしバーナンキ議長は継続の方だということが書いてあったので、これをうけてリスクテークの流れとなった。グローベックスでの米国株は急上昇し、今年の最高値圏。そしてドル円もユーロ円もそれまでの最高値を更新してくることとなった。
ニューヨーク勢は円売りで参入するだろうから、22時半くらいからポジションを作って行こうと思っていたのだが、議事録による反応が急過ぎて、ドル円は高値張り付きで動かない。動くのであれば、どんなに高くても買っていけるのだが、99.70アッパーで止まっているならば用事はない。まあ、翌日から再び挑戦しようと思い直して、早めに寝た。
米国株はニューヨークオープンのときに大幅上昇し、ランチタイム以降は高値圏でのもみ合いとなり、そのまま高値圏でのクローズとなったようだ。米国株が今年の最高値を更新したのはいうまでもない。リスクテークもやまずに、ドル円もユーロ円も高値引けに近い格好で海外市場を終えた。
最近の傾向ではあるが、ニューヨーク時間ではリスクテークが最高潮を迎え、その反動が翌日のアジア時間で出る。東京市場のレンジだけ見ると、ドル円や日経先物は陰線を形成することが多い。それは本日のマーケットでも同じパターンとなり、朝からドル円やユーロ円は値を下げてきた。順張りで私はドル円ショートにしたりもしたが、押しは99.35付近までだったので、さっさと利食った。むしろロングで攻めるならば、こうした押し目をしっかりと確認することが大切である。
昨日のように要人発言で一瞬だけの下げもありうるからだ。とりあえずは99.05とか98.85などがあれば一度は買ってみたいところだ。しかしロングポジションもたくさん溜まっていそうだから、そこを下割れしたらかなりの押しも覚悟しなければならない可能性もあるので、このステージのロスカット幅は20ポイントも取りたくない感じだ。
今晩は大きな指標はない。注目はやはり円相場だ。ドル円の100円は近いようで遠い。昼間に韓国中銀も円相場には対処するとか言っていたので、そろそろ他国にかけることになる迷惑も気にすべき水準となっているのも事実だ。日銀の会合以降は中国、インド、韓国といったアジア諸国の株価が目立って下がってきたのは、それを裏付けている。
日本時間 15時00分
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