本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場の動向』や『米国の長期金利の動向』、そして『FOMC議事録の公表』と『バーナンキFRB議長の発言』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・27時00分:米)FOMC議事録公表(6月18日・19日開催分)
・29時10分:米)バーナンキFRB議長の発言
への注目度が高い。
米国以外では、
・時間未定:中)貿易収支
・15時00分:独)消費者物価指数【確報値】
への注目度が高い。
これら以外では、
・五十日要因
・米中戦略経済対話(10日・11日開催)
・米国の週間原油在庫の公表
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(9日・3年債、10日・10年債、11日30年債)
・明日に『日)BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見』を控える点
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・欧州の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金や原油などの商品市場の動向
・欧州債務問題への思惑
・日本の金融政策への思惑
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
・中国の金融システムや資本市場の動向
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因も重要。
★★★
10日の五十日で、今日・明日と米中戦略経済対話が開催。
本日は、FOMC議事録公表(6月18日・19日開催分)とバーナンキFRB議長の発言が行われる。
その他、米国の週間原油在庫の公表や、10年国債の入札なども予定されている。
ただし、本日も、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、中長期の国債の入札は長期金利(米国債)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週末の米国の雇用統計の発表で大きくドル買い方向に傾いた。
今週の為替相場は、ドル円の上値は重く、100円後半~101円前半のレンジ内で推移し、ユーロドルは低金利政策長期化観測でユーロ売りが加速している。
本日の為替相場は、FOMC議事録公表(6月18日・19日開催分)とバーナンキFRB議長の発言に最大限に注意しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑、米国の国債市場と長期金利の動向、欧州の金融政策への思惑、金融市場のリスク許容度などにも注目したい。
また、明日に『日)BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見』を控える点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・時間未定:中)貿易収支
→中国の景気先行きや金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい
・15時00分:独)消費者物価指数【確報値】
→発表での影響は相場の気分次第
・27時00分:米)FOMC議事録公表(6月18日・19日開催分)
・29時10分:米)バーナンキFRB議長の発言
→いずれも内容次第。米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑がどっちに傾くか。いずれにせよ、大きな変動のキッカケになりやすい
■7月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼10日にFOMC議事録(6月18日・19日開催分)が公表
▼今週に日本の金融政策結果発表が行われる
▼今週に中国の経済指標が相次ぐ
▼来週にカナダの金融政策結果発表が控える
▼主要な株式市場の動向
▼ドル買いが優勢な流れの継続
▼米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州債務問題への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼中国の金融システムや資本市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
ザイFX限定!口座開設&取引で5000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX
7月10日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・10日の五十日 ・米中戦略経済対話(10日・11日開催) ・米国の主要企業の決算発表→ヤム・ブランズ、その他 ・明日に『日)BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見』を控える |
||||||||||||||
08:50 | 日)第三次産業活動指数 | △ | +0.7% | ±0.0% | ||||||||||
日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
× | ±0.0% | +0.1% | |||||||||||
+1.2% | +0.6% | |||||||||||||
09:30 | 豪)ウエストパック消費者信頼感指数 | △ | - | 102.2 | ||||||||||
未定 | 中)貿易収支 |
◎ | +278.0億 | +204.3億 | ||||||||||
14:00 | 日)消費者態度指数 | × | 45.6 | 45.7 | ||||||||||
15:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +0.1% | ||||||||||
+1.8% | +1.8% | |||||||||||||
16:30 | 豪)デベルRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)卸売在庫 | C | +0.3% | +0.2% | ||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | B | - | -1034.7万 | ||||||||||
26:00 | 米)10年債入札 | BB | 210億ドル | |||||||||||
27:00 | 米)FOMC議事録公表(6月18日・19日開催分) | SS | - | - | ||||||||||
29:10 | 米)バーナンキFRB議長の発言 | S | 要人発言 | |||||||||||
翌 07:30 |
NZ)企業景況感 | △ | - | 59.2 | ||||||||||
|
レンジ内における売買を続けつつ(ロング方向のみ)、FOMC議事録&バーナンキ発言待ち
FOMC議事録&バーナンキ発言待ち
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)