本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『シリア問題』、そして『米国の量的緩和早期縮小への思惑』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外では、
・08時50分:日)BOJ議事録公表(8月7日・8日開催分)
・14時30分:中)鉱工業生産
・14時30分:中)小売売上高
・14時30分:中)固定資産投資
・21時15分:加)住宅着工件数
への注目度が高い。
これら以外では、
・五十日要因
・米・オバマ大統領がシリア問題に関して米国民向けに演説を予定
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(10日・3年債、11日・10年債、12日・30年債)
・シリア問題
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・日本の金融政策への思惑
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因も重要。
★★★
10日の五十日で、米・オバマ大統領がシリア問題に関して米国民向けに演説する予定。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札は米国の長期金利(≒米国債利回り)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週半ばまで、シリア情勢や米国の量的緩和早期縮小への思惑で、ドル円は大きく上昇&ユーロドルは大きく下落した。その後、木曜日の ECB理事会結果発表明けでのドラギECB総裁の記者会見をキッカケにユーロ売りが加速し、金曜日の米・雇用統計の予想より悪い結果でドル売りが加速し た。
今週の為替相場は、2020年のオリンピック開催地が東京に決定したことで、円安方向に大きく窓を明けてスタートした後は、米・長期金利の低下でのドル売りが強まった他、シリア問題で上下に振れている。
本日の為替相場は、引き続き、現在の為替相場の焦点であるシリア問題や米国の長期金利の動向、主要な株式市場の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑などに注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)BOJ議事録公表(8月7日・8日開催分)
→内容次第。注目度は高いが反応は限定的か。
・14時30分:中)鉱工業生産
・14時30分:中)小売売上高
・14時30分:中)固定資産投資
→発表での影響は大きい。中国の景気先行きや金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。
・21時15分:加)住宅着工件数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
■9月9日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼『欧)ECB理事会結果発表』明け
▼『米)雇用統計発表』明け
▼『2020年オリンピック開催地決定(東京)』明け
▼『G20首脳会議』明け
▼今週に日本の議事録公表と、ニュージーランドの金融政策発表が行われる
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ点(10日・3年債、11日・10年債、12日・30年債)
▼来週に『米)FOMC結果発表』を控える
▼シリア問題
▼主要な株式市場の動向
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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9月10日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・10日の五十日 ・米・オバマ大統領がシリア問題に関して米国民向けに演説を予定 ・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(10日・3年債、11日・10年債、12日・30年債) |
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08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | +39% | +36% | ||||||||||
08:50 | 日)第三次産業活動指数 | △ | -0.5% | -0.3% | ||||||||||
日)BOJ議事録公表(8月7日・8日開催分) | ◎ | - | - | |||||||||||
10:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | -7 | ||||||||||
豪)NAB企業信頼感指数 | - | -3 | ||||||||||||
14:30 | 中)鉱工業生産 | ○ | +9.9% | +9.7% | ||||||||||
中)小売売上高 | ○ | +13.3% | +13.2% | |||||||||||
中)固定資産投資 | ○ | +20.2% | +20.1% | |||||||||||
17:00 | 南ア)第2四半期経常収支 | × | -1955億 | -1909億 | ||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 19.00万件 | 19.29万件 (19.28万件) |
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- | 米)注目度の高いものの発表はない | - | - | - | ||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | BB | 310億ドル | |||||||||||
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95円-100円でのレンジで利益化。直近では、米・長期金利が大幅に改善しない限り、戻り売りヨリ
米・長期金利が大幅に改善しない限り、押し目買いヨリ
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)