昨日は月末。それに加えてアメリカの政府機関の一部シャットアウトが心配される一日であった。私は大きなリスク回避に備えて、ユーロ円を132円台でショートにしていたのだが、そうなると心配はどうせ米議会はなにがしらの妥協を図るのではないかということである。予算を通さないわけにもいかないし、議会はその責任もある。
去年もそうだったが、一時しのぎの策が出てくるかもしれない。先日のシリア騒動と同じで、それを契機に急激にリスクテークが起こってしまうかもしれないのである。心配はしながらも、それは損切り注文を置いて対応するしかない。実際には米議員はどのような行動に出るのか、わからないのだから。
欧州時間に入っても、132円ちょうどをはさんでの動きが続いていたユーロ円。ドル安の影響でユーロドルが高い。1.35台に乗せてしっかりとしているので、なかなかユーロクロスは値崩れしない。ユーロ円は131円台に入ってもすぐに買い戻される一方で、ドル円はじりじりと下がってくる。ついには昼間の安値も下回ってきて、97.50あたりまで下がってきた。
あぁ、これならばドル円のショートにしておけばよかった…。先日にはドル円の三角もちあいが上抜けしたと騒いでいたのに、日足のチャートをよく見ると、今度は下抜けしているのではないかと思われるほど。まあ、それだけドル円も97円から100円までのレンジ相場を長く続けているということなのだが。
21時を回った頃からユーロドルが急上昇を始めた。ユーロ円をショートしている私としてはきつい。そもそもドルベアではあるので、私はユーロドルを1.3537で買っていって、ユーロ上昇のポーションをヘッジした。ユーロ円ショートのユーロドルロングなのだから、事実上のドル円ショートである。なぜユーロ円で買い戻さなかったかというと、ユーロの上昇は一時的なものではないかと考えたからである。
何といってもユーロドルの前日の高値が1.3565であり、9月の高値が1.3569だ。ここをブレークしてこない限りは、ユーロ上昇にも限界があるのではないか。抜けてしまったら、そのときはそのときでユーロドルのロングを利食って、ユーロ円を買い戻せばよい。
しかしユーロドルはそのレジスタンスの手前で上げ止まった。1.3555まで。これでトリプルトップの形。私は1.3542でユーロドルを売ったが、132円台まで戻していたユーロ円はぜんぜん下がらず。131円台には突入しなくなった。ドル円が強くなりだしたので、ユーロ円を132.26で買い戻した。なんだか無駄な動きが多かったような気のするトレードだった。
さて米議会での審議はなかなか解決法を見いだせないでいる。オバマ大統領は妥協もありだと口では言っているが、それも容易ではなさそうだ。マーケットの関心が米議会の方に向いているので、日銀短観や消費増税などはまったく材料視されなかった。そしてとうとう政府機関が閉鎖されることとなった。今晩も経済指標などよりも議会の行方の方が要注意となるだろう。
日本時間 15時20分
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